シングルマン(2010) | waldeinsamkeitの木をみて森をみず。

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L’arbre cache souvent la forêt.
本と映画の備忘録。ときどき、禅問答(笑)

アメンバー限定記事は公式ジャンルと全く関係ない超つまんないぼやき内容なので、公開していないだけですσ^_^;ホントにホントにお気になさらずにσ^_^;

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シングルマン(2010)


ファッションデザイナーの
トム・フォードが映画監督として
初メガホンを取った人間ドラマ。
クリストファー・イシャーウッドの
小説を基に、亡き愛する者のもとへ
旅立とうとする中年男性の
最期の一日を描く。


1962年11月30日。
キューバ危機下のロサンゼルス。
長年の恋人だったジムを8ヶ月前に
交通事故で失い、生きる価値を
見失っていたイギリス人
大学教ジョージ(コリン・ファース)は
ピストル自殺を計画。
大学のデスクを片付け、弾薬を購入。

「ネクタイはウィンザーノットで」
と遺書をしたため、準備を進める。
しかしジョージの生徒、
ケニーがジョージに
ゆっくりと近づいていき・・・。


愛する人を失った苦しみを
反芻するジョージ。
死のうとする人間には、
誰の言葉もノイジィーで
聴こえているが、言葉も全て
無意味な音として流れていくだけ。


みていてずっと
息苦しい気分になった。




トム・フォードの世界
ため息がでるグラビア雑誌の世界。
確信めいた美、リリカルで
アーティスティックだった。

ジョージの死の準備が鮮やかで
ストイック。かっこよすぎて
ゾクっときた。

が、が・・・
感覚的なものが強すぎて、
ストーリーが・・残らなかった。
ラストも、うーん(・_・;
ああ、ちょっと残念(u_u)

腐女子には高評価間違いない。
男性が観たらきっと
もの足りない作品かもしれない。
主人公がゲイでなかったとしても、
人の日記を読まされたような
理解してもらいたい文脈では
書かれていなかった匂い。

恋人たちの回想シーンの犬の件
他愛ない会話と仕草
トム・フォードがこだわった
ディテールは十分伝わりました(⌒-⌒; )

一般ウケはしない作品なので、
誰彼に
おすすめはしない。
トム・フォードを知らない人は
無理に観なくて
いいと思うσ(^_^;)
★☆☆☆☆