チョコレートドーナツ(2014) | waldeinsamkeitの木をみて森をみず。

waldeinsamkeitの木をみて森をみず。

L’arbre cache souvent la forêt.
本と映画の備忘録。ときどき、禅問答(笑)

アメンバー限定記事は公式ジャンルと全く関係ない超つまんないぼやき内容なので、公開していないだけですσ^_^;ホントにホントにお気になさらずにσ^_^;

{FC444991-DB52-4122-8B30-6DB47664F7FF:01}


チョコレートドーナ
ツ(2014)


同性愛に対して差別と偏見が強く
根付いていた1970年代のアメリカ。
実話をもとに、育児放棄された子どもと
家族のように暮らすゲイカップルの
愛情を描き、全米各地の映画祭で
観客賞を多数受賞したドラマ。
カリフォルニアで歌手になることを
夢見ながら、ショウダンサーとして
日銭を稼いでいるルディと、
正義を信じ、世の中を変えようと
弁護士になったポール、
そし母の愛情を受けずに育った
ダウン症の少年マルコは、
家族のように寄り添って暮らしていた。

しかし、ルディとポールは
ゲイであるということで
好奇の目にさらされ、
マルコを奪われてしまう。



世の中は平等じゃない。


平和で豊かな日本に住んでいると
平等であることが当たり前で、
人と違うことで
悲しいけど
不安や失望ややっかみを生む。

差別や偏見や階級があった時代でも
いまなおそれらが続いている世界でも
小さくても幸せはみつけられる。

ささやかな灯火のような幸せも
風を遮りながら、その火を絶やさないよう守り続けなければ、消えてしまう。
人の夢と書いて「儚い」と読みます。

家族は選べない。
血縁があっても
仲の悪い家族や兄弟をみてきた。
子どもがいなくても
仲のいい夫婦もたくさんいる。
マッチングが上手くいかない話は
いくらでもある。
折角、縁があって出会っているのに
理不尽なことも多い。

この映画も理不尽だった。


人が人と出会うことは
どういうことだろう?

成り行きや勘違いや思い込みで
あったとしても
その人と出会ったことで
いい思い出ができたら
それはそれは幸せなことだと思う。
時間の長さや有益性や損得では
はかれない、
気持ちが通い合った
共通項のようなもの。
それがお互いに残ったんじゃないかと
エンディング
ルディの歌声を聴きながら思った。

この映画で流す涙の種類は
1種類だけじゃなかった(/ _ ; )

家族って生まれものじゃなくて
きっと「なる」ものなんだね。

★★★★☆