私の愛用のマグカップは緑色だ。

鞄や傘も緑色で、最近友だちにプレゼントして貰ったアクセサリーも緑色だ。


写真が下手すぎて伝わらない、、、。


母は私が緑色が好きだと言うと酷く嫌がった。

緑なんてキチガイの色よ。そんな色が好きだなんてアンタは頭オカシイんじゃない?と言う始末。


ホント母親としてどうなんでしょうか?お前の方が頭オカシイんちゃうの?と今は思うけれど、実母に全否定されて私は好きな緑色を封印した。


実母は私の好きな物は何でも否定した。


ジャスミンティーも

パクチーも

インドカレーも

チョコミントも

洋楽も

英語も

ジーパンも


何もかも否定されてきた。

母が嫌いなものを私が好んだからなのか、嫌いな娘の好きなものだから嫌いだったのかは分からないけれど、実母は私の好きなものに理解を示してくれたことは一度もなかった。


結婚して当たり前だけれど、私には新しい家族が出来た。夫は私の好きな緑色を受け入れてくれたし、ジャスミンティーもパクチーも洋楽も一緒に楽しんでくれた。


生まれた子どもたちもお母さんの好きなチョコミント買ってきたよーと私の好きなアイスのフレーバーを覚えててくれる。


新しい家族を得て思うのが実母は私を家族だと思ってなかったのだろうと。


先日、有名なビジネスホテルに泊まった。社長の顔がウェルカムドリンクのペットボトルにプリントされたところ。大浴場があって、駅からも近く朝ごはんも美味しくて大満足だった。


そのことを何気なく実母に話すとえ?なんてホテル?笑笑笑、聞いたこともないホテルだから、あぁそう、へぇ〜笑笑笑と馬鹿にしたようにクスクス笑った。


いや、絶対に知ってるやん。そんなに娘を馬鹿にしたいのか?と呆れる。母は私の好きな物を否定することでは足りず、私が関わったこと全てを見下したいらしい。


分かっていたのに何で喋ってしまったのだろう。母には何の情報も与えないのが1番いいのに。


私の好きな色は緑色だと母は覚えているだろうか?ふとそんな事を思う。