気温が下がって曇り空
寒くなって、知らぬ間についついグルグル思考し出してしまう時、
2年前の12月に双子たちが神がかり的に言った言葉を思い出す。
当時、私は、同僚二人と共同経営の事務所を立ち上げるって話から離脱を決意し、離脱の意思を伝えて了解を得たものの、
ついつい、
もっと早く離脱を決めれば良かった…
とか、
周りには3人でやって行きます!とか宣言していたのに離脱したの、どう思われるかなぁ
とか、
とにかく、
すご〜く人目が気になっていた。
で、気がつくと、他人にどう思われるだろう??
って思考に頭が占拠されてしまっていた。
歯を磨いたり顔を洗ったり、双子達をお風呂に入れる、なんてルーティーンをこなしている間、頭はグルグルと違うことを考えて、
今ここ、から遠ざる、
なんてことが頻発していたのだ。
その日も、双子を入浴させながら、頭はグルグルと違うことを考えていた。
当時の双子の入浴手順は、以下のようにルーティーン化されていた。
①二人を洗い場で、浴槽につかまり立ちせて、私が背後から一気に二人と頭と身体をザザッと洗い、二人を浴槽に入れて保温。
②次に、二人が浴槽で温まっている間に、私の頭と身体を急いで洗う。
③その後、私も浴槽に合流し温まる。
④全員で脱衣所に出て、双子→私の順で身体を拭き、ドライヤーで一気に双子の頭を乾かす。
冬場は、①〜③の行程中に、どちらかが浴室から廊下に脱走、なんて事態になると厄介なので、
なるべく一気に行程を終わらせる気合が必要なのだけれど、
そんな時にも、知らぬ間にグルグルと思考が動いていたようだ。
行程②の最中、自分の頭をワシャワシャ急いで洗いながら、知らぬ間にグルグルと考え出してしまっていた。
双子のうち一人は浴槽から出て、私の背後で、
何やら聖劇のセリフらしきものを言っていた。
双子の保育園はカトリック系の保育園で、12月のクリスマス会では毎年、年長さんクラスが聖劇を演じる。
聖劇ってイエスの生誕劇…
そして、その時期、年長クラスの聖劇の練習を見聞きする年少クラスの幼児達もマネっこして楽しんでるのだ。
その日も二人は聖劇ゴッコをしていた。
はなちます、わたちは、はなち〜まつ!
私は、グルグル思考しながら片耳で聞いてはいた。
はなす…話す?そんなセリフがあるのかー…
と、思いながら。
すると、今度は、
すてます、私は、それを〜ゴミにすてます!
と言ってる。
もう一人も浴槽内で、何やら興奮してうろちょろしながら楽しそう
ママー、ママ!
私は、それを〜ゴミに〜すてます!すてます!
変なセリフ…そんなセリフもあるのかな…
と、片耳では聞きつつ、シャンプーを流し、トリートメント剤をつけ始めた。
グルグル思考しながら。
(あぁ、〇〇先生にも3人でやるって挨拶しちゃったなぁ〜余計な挨拶しなきゃ良かった…あの人、噂大好きだから何を言われるかなぁ…)
すると、
洗い場にいた一人が、じれったそうに言った。
ママ!ママ!
なぜですか⁉️って聞いてよ!
へーそんなセリフもあるのか…
ハイハイ…
なぜですか〜(棒読み)
怖れることは〜、ないからです!
え?
思わず、ギョッとして振り返った。
思考を…読まれてる⁉️
ギョッとして振り返った私に二人は満面の笑みで声を合わせて言った。
怖れることは〜、ありません!!
ものすごく、ビックリ‼️した。
私が他人の目、他人の評価を怖れて、グルグル思考に支配されている間に、二人は満面の笑みでメッセージを送ってくれていたのだ。
放します。私は、それを放します。
私は、それをゴミに捨てます。
怖れることは、ないからです。
怖れることは、ありません!!
と。
私が、思考で頭がいっぱいで、受信しないもんだから、
ママ、なぜですか?って聞いてよ⁉️
わざわざ注意をひいて。
信じられないが本当だった。
3歳児が、おそれ、なんて言葉を使うこと自体、あまりない気もする…
慌てて、トリートメント剤をつけた頭のまま、
二人をギューっと抱きしめて言った。
ありがとう、ありがとう❣️
と。
二人は、私を今ここ、に戻してくれた。
二人とも満足そうに身体から湯気を立てて笑っていた
宇宙からのメッセージか何かを受信した後だろうか…⁉️人間離れした感じがした。
子ども達の魂は、親の魂よりも遥かに上回る、
と聞いたことがあるが、
確かに本当だと思う。
後日、クリスマス会の聖劇を見に行った。
セリフが、気になったのだ。
私が聖劇を見たい、と言うと、
保育園の先生は、困った顔をしながら、
年少さんクラスは出番もありませんし、お席を準備できませんし、大変混み合いますし、感染症が流行する時期ですし、、ご無理なさらないでください。
と言った。
クリスマス会の主役は年長さん。
ただでさえ混み合う観客席に、
出番のない年少児の保護者が来られても迷惑…
って空気感をヒシヒシと感じだが、
どうしても気になって、
後ろで立ち見でも構いませんから❣️
と空気を読みつつ破り、
教室の端で立ち見したら…
双子が浴室で言っていたセリフは…
なかった。
なかったのだ。どこにも。
あのセリフは、あの日、あの時、二人が宇宙だか神様だか何かわからないけど高次元の存在?から受信したメッセージだったのだ、
と私は思っている。勝手に。
そんな訳で、
未だに、知らぬ間にグルグルと思考が動いてしまう私ではあるけれど、双子の言動には、なるべく注意を払っている。
あの二人は、間違いなく、
グルグル思考に頭が占拠されがちな世話の焼けるママを何とかしてやろうと、この地球🌏に降りときた二人だと、私は、勝手に、思い込んでいる。
ちなみに、二人は、時々胎児記憶らしき話をしているが、事前に私の所に来よう、
と二人で打合せをした訳ではないらしい。
それでも、時々、
天国の、あそこにさ、ホラ!〇〇くん、アレ、知ってる?
あ〜、アレね、キャハハ〜知ってる知ってる
お〜ウンウン…
と不思議な会話を二人でしていて、
気になる私が、
何のおはなし〜?ママにもおしえてよ〜
と聞いても、
えーヒミツ
うんナイショ
と教えてくれないのだ。
でも、必要なメッセージはくれてるから、
文句は言うまい。
他人の評価、他人の目を怖れる思考は手放そう、
怖れることはないのだから。
しかし、
長年の習慣でついつい気になってしまいがちなので、ここに記して自分でも見返すことにしよう。
どなたか、このメッセージを必要としている方にシェア出来ると良いな…
愛を込めて
五年前かな…
この頃は必死過ぎて余裕がなく、、
今頃写真を見返して可愛いなぁ💕と見入っている