外観は、普通の簡素な三角屋根の家づくり。

一人暮らしのおばあちゃんが暮らす住まいが

完成したばかりの外観写真。

 

 

 

 

 

 

おばあちゃんは以前、長く入院されていましたが

病気回復の経過良く退院できることになり

おばあちゃんの自宅を病気回復のために、とにかく

空気の良い元気が出て一人暮らしできる新築

依頼のご縁があり、実現させたお住まいです。

 

 

平面図のように必要最小限の小さな住まい

ですが、室内の床と家具は、無垢材仕上げ

壁天井は、呼吸できる塗り壁仕上げ、

 

 

キッチンも最新の既製品など使わずすべて

大工さん手作り無垢材の自然塗装仕上げで

造ってもらいました。

 

 

最初は、おばあちゃんの娘さんの

希望からバイオトイレの予定でしたが

街での許可おりず、普通水洗トイレに

なりました。

 

 

そして、さらに床下全面に備長炭とナラ炭を

敷炭してあります。とにかく完成すると空気が

違います。森のようなシーン、とした空気になります。

この住まいに暮らされてから本当に元気に回復され、

お一人で暮らせるようになってくれました。

 

 

本当に簡素で小さな可愛い住まいなんです。

あまり写真がありませんが、

下記のような小さな住まいです・・・

 

 

ガス台は、レンガ積にしました。

引き戸の食器棚もキッチンも

すべてサクラの無垢材で製作。

 

 

 

 

 

 

 

見えない床下前面には、このような

備長炭とナラ炭を敷炭してあります。

敷炭は、日本の古く昔から神社仏閣の

床下や古墳の埋設物の中に使われて

いたほど古い工法です。

 

 

炭は、マイナス電子が多く空気を浄化して

木材を腐りにくく、酸化しにくい環境を保つ

還元力のある性能が昔から使われていたものです。

今では、すっかり忘れられておりますが・・・

 

 

古くて新しいこの優れた工法は、私は

20年以上前から活用していますが本当に

有難いものであります。

 

 

高温で焼いた炭「備長炭や竹炭」

低温で焼いた炭「ナラや雑木の炭」

それぞれ微妙な異なる性能を持って

いるのです。それを適材適所に使い

分けて活用します。

 

 

私の場合、炭の敷方もちょっと

普通とはちがったことを致します、笑

炭は、見えない超優れた潜在力をっている

からです。それを話すと長くなります、また

いつかお話してみます、笑。

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

おばあちゃん、元気になられて良かったですね。

その節は、「小さな住まいづくり」の貴重なご縁を

頂き、有難うございました。

 

長くこの住まいで暮らして頂けることを

願っております・・・