ある日のこと
朝の時間になり、部屋の外に出ていい時間になりました
やったー
そんな感じで出ると
なんと…
きよかちゃんは私の憧れていた女の子たちと一緒にいました
その時の私のモヤモヤと焦燥感といったらもうひどいものでした
今まで身近にいた存在が一気に遠く離れていった感じ
私はもうショックが多すぎて…
だからといってももちゃんに愚痴を言えるような立場ではないし
部屋の中でもなんてことやってしまったんだ、と落ち着かない状態
看護師さんに自分のこのことをこっそり相談しました
すると、
それはヤキモチだね
と言われました
やきもちかあ…
このことからもわかるでしょうが、私は人にものすごく依存するくせがあります
そして、この依存の強さは後々の私の人生を大いに狂わせる(今でも十分狂ってるけど)原因にもなります
もしかしたら、この入院の話の後の話は、読者様にとって、聞いててイライラするものになっちゃうかも…?
イライラしちゃったらすみません

話を戻します
当時の私にとって、自分の依存の強さっていうものは、なかなか気づけるものではありませんでした
だから、この時が自分の依存の強さを意識した最初の時だったのです
だけど、ここは精神病棟
入院する人にはそれぞれの退院時期があります
そう
きよかちゃんの退院の日がきたのです
結局、嫉妬深い私は何も解決できずにずっとヤキモチの念にとらわれたままきよかちゃんと別れを迎えることになったのです
きよかちゃんと仲良くしていたとき、きよかちゃんからもらったキャンディ
それを、きよかちゃんとほかの女の子が仲良くするようになってから、きよかちゃんが言ったあの一言
「あの時あげたキャンディ、別の人にあげたいから返して」
それがくやしくて、私は、
「ごめん。あれ食べ終わっちゃった」
と、とっさに嘘をつきました
人生をやり直せるのなら、この時に戻ってきよかちゃんに優しくしてあげたい
なぜなら
きよかちゃんと仲良くなった最初あたり、看護師さんは私にこう言ったのです
「きよかちゃんは人見知りだから、なかなか人と話せない子なのに。あなたのおかげで誰とでもしゃべれるようになったのよ」
と。
それなのに、私に理不尽に冷たい態度をとられて
そりゃあ、そう冷たい態度で返されるってな
七、八年前くらいのことなので、きよかちゃん自身も覚えてるかどうかわからないですけど
そもそも今どこで何してるのかわからないけど
あの時はごめんねって言いたい
まあ、そうはいっても精神病棟の入院患者は入れ替わりが激しいもの(私が入院してたとこでは)
どんどん新しい人が入院してきました
そして、より一層人間関係が複雑になっていくのです…