こんにちは。

今日はファッションの歴史についてです。

図書館でこのような本を借りました。

古代から現代までのファッションが紹介されています。

このような本はたくさん出ているのですが、この本は写真資料が多いのが特徴だと思います。

返却期限が迫っているので慌てて読んでいますが、400ページ超でちょっと読み切れないですまあ、また借りると思います。

こういう本1冊欲しいなあと思って値段を見たら18000円＋税と書いてありました。高い

古代ファッションで面白いのは、古代エジプトの女性は胸元をちゃんと布で覆っているのに対して、クレタ島を中心に栄えたミノア文明では女性はおっぱいをむき出しにしていること。この時代からコルセットはあったそうですよ。中国の纏足みたいな感じで、子供の頃からウエスト部分を締め付けていたようです。絶対内蔵とか肋骨とか犠牲にしているでしょ。美のポイントが胸じゃなくてくびれっていうのが面白いなと思います。男性もウエストをベルトできつく締めていたようですよ。

ただ、あんまり古代～中世のファッションって興味ないんですよね。

ルネサンス期の円筒形の帽子は面白くて好きです。縦に長いんですよ。

昔、銅板画の本で見たんですけど、なんで帽子がそんな長くなっていくのか不思議でした。

個人的に好きなのは、というかみんなそうだと思うのですが、18世紀後半のフランス・ロココのドレスが一番好きですね。その次に好きなのは19世紀中頃の新ロココのファッションです笑

服の色合いが淡いですよね。ロココ以前までは赤とか黒とか茶色とか色が濃いです。エレガントだとは思いますが、可愛くない・・・

オランダ共和国では黒い色調がおしゃれとされていた、って書いてありますね。

昔のドレスって腕はパフスリーブのイメージがありますが、パフスリーブの登場は17世紀頃っぽいです。袖だけじゃなくてドレス自体たっぷりとしたシルエットでなおかつハイウエスト、この時はコルセットしていたのでしょうか。気になります。

18世紀のファッションがとにかく好きなのですが、特に好きなのがサックバックというスタイル。背中側の方にダブルプリーツを入れているんです。ちょっとマントっぽくて可愛いなと思います。映画『マリーアントワネット』でこのドレスの再現を見ることができます。この映画を見て可愛い！！！と思いました。ファッションにハマったのもこの映画がきっかけです笑

この時代はコルセットでウエストを細く見せているのも特徴ですよね。

あと、色合いが淡くて女性的でそれも魅力的袖にはフリルやリボンがたっぷりとつけられます。

ロココは女性主体の文化ですよね。ファッションだけじゃなく食器とかもいいですよね。

フランス革命後は白色が主流となってシルエットもハイウエストになります。

この時はコルセットはしてない、はず・・・！

しかし、1830年代からコルセットは復活します。細いウエスト、膨らませたスカート、ロココの時のような派手な装飾、さらにはパフスリーブやオフショルダーが取り入れられます。小花などをプリントした布で作ったドレスが生まれます。

見ている分には大変可愛くて至高なんですけど、なぜこうなったかというと男性が女性が外で働くことを嫌い家でこうして着飾っていることを望んだから、と別の資料で読みました。男性が女性はより女性らしくを望んだってことだと思います。そう思うとなんだかなあ・・・男の稼いだ金で着飾っても楽しいと思えないのは現代の価値観でしょうけれど・・・

これ以上書くとまた長くなりそうなので今日はここまでにします。

このタイトルはシリーズ化すると思います笑

映画『マリーアントワネット』を見て、マリーアントワネットという人物に興味を持ったのが大学4年生の時でした。就活も終わってほっと一息ついていた頃です。マリーアントワネットはまさに栄枯盛衰って感じの人生を送っていますが興味深いのはやはり子供は生まれていないけれど暮らしが安泰していて散財しまくっていたころです。ドレスが本当に可愛くて、この映画では靴も本当に可愛くて、それで18世紀のファッションが紹介されている本を読むようになりました。ファッションの歴史としてまとめられているので、戦後ファッションも載っているんです。シャネルとかディオールとか、ただ高い服っていうのが当時の私の認識でした。

でも、歴史として見た時に戦後ファッションを先導していた存在だったんだなって思って、その時にファッションって面白いなって思ったんです。

今でも、ハイブランドが服を発表してそれを大衆向けのブランドが真似していきますよね。ハイブランドが流行を作っていっていたんだなって思って、お金持ちにならない限りハイブランドの洋服を着ることはないでしょうけれど、きちんと押さえておきたいと思いました。

自分が服を着て楽しい！と思うのとはまた違いますが、歴史を調べるのも面白いです。

上で紹介した本は今週末返却しますが、次に借りる本の候補がすでにあるので、読んだらまた感想を書きます。

よかったら読んでください

戦後ファッションについてはもっと勉強してから書きます。

以上。

ファッションの歴史の話