2008年5月4日 ペットが家族の身代わりになる…って話。 | セキセイインコアルの精巣腫瘍闘病日記&オカメインコレヴィン/マメルリハレンリ/セキセイインコレイン

2008年5月4日 ペットが家族の身代わりになる…って話。

今回は…とある偶然について話をしようと思います。
本当に…単なる偶然ですが、私には…それが…偶然ではないように…感じていたりします。

私には、直接指導している女の子の後輩が2人います。
他にも男の子の後輩がいたりするのですが…。
まずは、その2人の女の子の後輩に起きたことについてお話をしましょう。

去年の終わりのことです。
後輩の一人が私に泣きながら相談してきました。
その内容はというと…お母さんがガンかもしれない…ということでした。
検査の結果、腫瘍はあったものの、彼女のお母さんの腫瘍は良性でひとまず、落ち着きました。
本当によかったです。

それから数ヶ月も経たない今年に入ったばかりことです。
今度はもう一人の後輩が、同じように相談してきました。
その内容は…驚いたことに、もう一人の後輩同様、お母さんがガンかもしれない…ということでした。
残念ながら、彼女のお母さんは検査の結果、手術をせねばならないガンを抱えていることがわかり…お母さんは手術をすることになりました。
彼女もお母さんも、今、ガンと戦っています。

そして…その数ヵ月後…。
アルに腫瘍があることがわかりました。

こんなに身近な女性が、三人に続けて、身内に「腫瘍」を抱えるなんて…。

そのとき…私は思ったのです。

腫瘍を抱えた後輩のお母さんたち…
そして…アル。
昔、私が高校生のときに腫瘍で入院したことがある、私のお母さん…。

本当は…私のお母さんが腫瘍を抱えるはずじゃなかったのか…って。

それをアルが変わりに、病気になってくれたのじゃないか…って。

うちの家族には「そんなことないよ~」と言われました。
確かに、うちのお母さんは女だし、「精巣腫瘍」には絶対なりません。
でも…私には…ただの偶然かもしれないのですが、偶然に感じられなかったのです。

アルは、私が泣くといつも、私の涙をなめに飛んできてくれました。
ひょっとしたら「塩水おいちい~」となめていただけかもしれませんが…
涙をなめてそのまま、じっとそばにいてくれるアルを見るたびに私は、アルは私が悲しいことをわかって、なぐさめにそばに来てくれていると感じていました。

だから…
だれもが、「そんなの単なる偶然だよ」と言うかもしれませんが…
アルが私を助けてくれたのじゃないか…と思っていたりします。

だって、苦いお薬を飲ませるために私が捕まえて、「ぎゃあぎゃあ」怒ったあとでさえ、私が指を出すと、アルは指に止まってくれるんです。
そして、私のことをじっと見てくれる。
私がどんなにアルに辛いことをしても、アルは、私を慕ってくれるんです。

アルのことを思うと涙が出ます。
「僕、まだお星様になってないよ!!」とアルは怒るでしょうが…でも…心が弱い私は、アルがお星様になったことを想像してしまって、悲しくて辛くて涙が出てしまいます。

まだまだ、闘病生活は始まったばかり!
しんみりしていては、当のアルに怒られちゃいますね(^_^;)

よく、「ペット」が家族の身代わりになって病気になってくれたとか、お星様になってくれた…みたいな話を聞きます。
それは、本当かもしれないし、妄想かもしれませんが…それでも、そう感じる人がたくさんいるということはまぎれもない事実。
それだけ、「ペット」というくくりになっている人間以外の家族が、人間の家族を愛し、愛されているっていうことなんだと思います。
言葉を話さなくても、人間の心をわかってくれる。
やさしい子たちが多いですね、本当。
人間の私も見習わなければいけないこと、たくさんある気がします。

ご飯食べてます♪
アル、今日もしっかりとご飯食べてます(^w^)

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昔からアルの写真を楽天市場のブログで公開していたので…興味がある方、ぜひ見てくださいね(^-^)/

楽天フォト アル君とレキたん

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