閲覧いただきまして、ありがとうございます。
相も変わらず、突然書いては突然失踪するわけですが、
今回は11/18に開催された「KDF2023秋3人チーム戦」について、お話しさせていただきます。
話すにあたって、以下の点にご理解いただきたいと思います。
1.こちらは競技カードゲームの経験がない方、
特に競技カードゲームに対してマイナスイメージを持たれている方に向けてお話をさせていただきます。
(ex.カードゲームを遊んでいる方のご両親)
2.本文では「Duel Masters」の専門用語を使用するために、その用語それぞれに説明を入れております。
したがって、文章がとても長く読みづらい可能性があります。
(用語の説明をこのように(かっこ書き)にしています。)
3.本文ではただカードゲームを遊ぶわけではなく、得られるものが少ない中で
真剣になって、カードゲームを競技としてプレイする側の意見を論じているに過ぎません。
ただ、友人と楽しく遊んでいる方には全く理解されないような思考ですし、
カードゲームを良いように見ていない方々に「贔屓目に見ている」と言われたら、反論する余地もありません。
4.もちろん、Duel Mastersのプレイヤーの閲読も大歓迎です。
ご理解いただけない方は、ここまでの文章をお読みいただきありがとうございます。
少しでも興味を持っていただき、とても光栄に思います。
ご理解いただけた方はもう少し私の話にお付き合いください。
ここまで、あまりにも長かったですが、本題にいきましょう。
本大会で、私はアドバンスフォーマット担当として出場をしました。
環境は新商品の展開で多様化しており、代表されるデッキタイプはあるものの、一強環境ではありませんでした。
言い換えれば、何でも勝つし、何でも負ける状態だったというわけです。
(アドバンスフォーマット
ルールの則っていればどんなカードでも使用が可能なゲームルールのこと)
(環境:流行のデッキ群のこと)
まず、私が考察したことは「一番使用者の多いデッキはなんだろう。」ということでした。
使用者の多いデッキは上位に残りやすいからです。
では、「使用者の多いデッキ」とは何でしょうか。
何事にも理由があります。
なぜ使用者が多くなるのかを紐解くと、
①経済的に優しい。
②テンプレートが完成されている。
③競合他社にない強みがある。
の面が要因となることが容易に想像できます。
これは会社にとっての採用と同じ考えに基づくものです。
会社も同じように
・給料を払ってでも採用するべき魅力があるか。
・基礎が十分に備わっているか。
・他者のない優れた才能があるか。
を採用において着目していますね。
これが日常に活きるロジックなのです。
話を戻しますが、3つの要因をある程度満たすデッキは
デッキがそのまま売り物として出ている「モルトNEXT」、
安さと安定性が売りの「マジック」、
他のフォーマットでも強い「アナカラージャオウガ」、
守りがとても固い「天門」が挙げられます。
(「」内の名称はデッキ名)
このデッキの中でも「モルトNEXT」は主人公機でもあったので特に抜きん出て多いという予想の下、次の考察に移りました。
次に考察したのは、「皆が注目しているデッキを使用するか否か」です。
私は他の方と比べ、競技としてカードゲームの歴が遥かに浅く、技術的に相手に勝てるのかという疑問がありました。
そのため、環境にいるデッキを使うことがためらわれていたわけです。
つまり、
技術面で劣るが世間的に強いとされるデッキを取るか、
意表をついたデッキを取るかを天秤にかける必要があったのです。
結果として、意表を突いた環境外デッキを選択するに至りました。
「4Cデッドダムド」でした。
このデッキは過去の環境で活躍した「4Cダークネス」と「4Cマグナ」から着想を得て、大学の友人のジェンドルドンナとかずしんと共に組み上げました。2人には本当に感謝しかありません。(2人は競技勢でないのに調整を手伝ってくれました。)
*ここからこのデッキの詳細について話させていただきます。
興味のない方は次の*までとばして閲読ください。
お待たせ致しました。お待たせしすぎたのかもしれません。構築の詳細です。

×4 天災デドダム
まずは初動から。
このデッキにおいては初動+フィニッシャーのパーツとしての役割を果たします。
このカードがないと、このデッキは機能しません。
今では安く購入できます。よかった。よかった。

×4 闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ
初動2種目。デドダムに比べ妥協枠になりがちですが、
有限回の追加ターンループのために使ったり、上にダムドを乗っけて盤面を取ったり、
長期戦になるほど、重宝する1枚です。

×4 ドンドン火噴くナウ
貴重な受け札兼、リソースカードです。
レッドギラゾーンを素出しできるようにする色基盤にもなります。
本当はアナカラーでこういう札が欲しいんですが・・・。

×4 サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問
メタカード兼青のコマンドとして採用しています。
特にマジック対面はとても強力で、
パーフェクトファイアを抜くことで成長プランを遅らせることができます。

×4 闇参謀グラン・ギニョール
私のお気に入りカードです。
モルトにはこれを踏ませると、かなり受けきれます。
先ほど触れた追加ターンループのパーツでありながら、
「5マナ時にムゲンクライムで出して、盤面のデドダムを出しなおす」
というテクニックプレイもできるかっこいいカードです。

×3 斬罪シ蔑ザンド
軽量除去として機能し、たまにリソースとしても機能する、
なくてはならない存在です。
無月の大罪は便利ですが、盤面を残しづらいため、使い過ぎには注意です。
・・・お金みたいですね。

×2 絶望と反魂と滅殺の決断
デドダムやザンドをキープするエリアを拡張するカードになります。
似た札として「アーテル・ゴルギーニ」が存在しますが、
あちらではハンデスができないために、
こちらを採用しました。

×2 轟く革命レッドギラゾーン
このカードを入れるために4色にしたと言っても過言ではないパワーカードです。
自軍強化だけでなく、デッドダムドを手札に戻したり、アダムスキーの攻撃回数を増やしたり。
ポケモンのカイリュー、パズドラのガチャドラ、イナイレのアフロディみたいな存在です。
大抵のことは任せておけば、何とかしてくれます。

×3 CRYMAXジャオウガ
プランが崩れたときのゴリ押し札になります。
また、グランギニョールやザンドと組み合わせて、追加ターンループの延長も可能です。
自分の盾も薄くなるため、雑に使うのは避けたいところ。

×2 奇天烈シャッフ
天門を意識したカードになります。
基本、殴るときは何も乗せずに殴りましょう。
数字の宣言は腕の見せ所です。

×2 SSS級天災デッドダムド
デッキの切り札です。
4枚ではかさばってしまい、3枚採用が適切かと思われましたが、
多色事故が増えたため、2枚で我慢した枠になります。
無暗にマナに置いたりすることをなくせば、プランを通しやすくなります。

×1 禁断機関VV8
私の大好きなカードです。
侵略で封印を解き、グランギニョールでバウンス。再度出しなおして、また侵略。
追加ターンは2ターンあれば、だいたい何とかなります。
山札が溶けやすいため、枚数は常に気にするようにしましょう。

×1 S級宇宙アダムスキー
メインプランです。
コマンドの上を反復横跳びして、ルール上の勝利に導いてくれます。
νガンダムは伊達じゃありません。
だいたいVV8で拾ってこれるために1枚だけ採用。

×3 ベイBセガーレ
まっがーれ↓↓(伝わるかな…)
軽量メタカードです。
キャディビートルとは違ってデドダムを出したターンに出せる可能性があるため、
能力発動は1回ですが、こちらを採用。

×1 光牙忍ハヤブサマル
絶対的守護神です。
超次元サッカーの主人公であるおかげで、
次元GP3体を出すための唯一の光マナとしても活躍します。
(王将の大暴れを抑制することが主な役割です。)
GRと超次元は強いカードを適当に入れています。
*以上です。
長いスクロール、大変失礼致しました。
私は強豪の選手ではないので、この説明に説得力もなければ、価値もありませんが、
一般選手でなくてもこれだけのことを考えています。強豪の方々は言うまでもありません。
私たちはたった40枚の中で何枚入っているかの駆け引きをしているのです。
これがカードゲームの奥深さです。
この魅力に惹かれ、私は楽しくかつ真剣にカードゲームに向き合っています。
さて話を戻しまして、実際の結果はどうなのか。
https://x.com/aruiU27840905/status/1725766855766483394?s=20
29位で予選落ちでした。
実力以上の結果が出たと思います。
おおむね想定していた通りの環境で、
天門がビートプランに切り換えたゲームと想定外のカードにメタを超えられたゲームを落としてしまいました。
環境デッキの奇策は想定していなかったことは反省点ですが、この結果は実に理にかなったものです。
しかし、今でも公認大会等でこのデッキを使用していて、
先手勝率42.9 %、後手勝率80.0 %を記録しているのはひとえに考察が間違っていなかったことを物語っています。
カードゲームにおけるロジックとは心理学なのです。
相手の手札を読み、不意を突いたり、あえて見せるカードの種類を減らしたり。
これは勉学では到底得られない代物です。
心理学とはものの本質を理解するうえでとても重要な学問です。
この世界は物事の本質を理解しないと損をする残酷さで埋め尽くされています。
私の好きなドラマの主人公がこんなことを言っていました。
「世の中は金で回る。その理由がわかるかい。人は金のある所に集まるからだ。
でも、多くの人には金は多く回らず、一定の上位層に多く配分される。
それを人は理不尽だと言い、批判する。自分も金が欲しいと望むのにね。」
この言葉は本質に気づかない人々が多すぎることを暗喩した現代社会への作家からのメッセージだと私は思います。
国は我々にただ馬鹿みたいに税金を払う傀儡であることを望み、
それに気づかないでほしいと望んでいる。
その方が都合がいいから。
操られないためには勉学も十二分に必要ですが、教科書にはその支配からの抜け出し方なんて書いてありません。
何せ、国が認めたものが教科書なのですから。
こういった本質を理解する能力を育むうえでゲームはとても有益に働きます。
これがゲームの本質です。
使い過ぎれば毒ですが、上手く付き合えば、薬になります。
頭ごなしに娯楽を否定してはいけないのです。
ものには必ず存在理由があります。それでなくてはならない理由が。
あなたはその本質見抜けますか。



