筆者Aruiは、中国天津に駐在した。
2002年12月から2006年1月まで3年
2か月、64歳から67歳まででした。
その時の日記を挿入します。


天津                    4D05
サッカーの試合          2004年12月4日(土)

泰達足球場で中国のプロリーグ戦今年の最終戦:天津
康師傳vs山東魯能泰山を見てきました。
冒頭の泰達はTEDA(天津経済開発区)を漢字に置き換えた
名称で、国鉄の駅名などにも使われ、泰達站となっています。
足球場は字でお分かりのようにサッカー場で、TEDAの最
周縁部に今年できました。先日の滞在記にも書いたもので、
私の住む寮からTAXIで10分で着きます。なにも無い
荒地を開発して作った新しいサッカー場なので、大きくで、
モダンで、駐車場も広いです。今日は公式戦の開催日です
から、試合開始1時間前でも大勢の人で溢れています。
目立つのは、軍隊と警察官がずらりと並んでいたことです。

入場券をみると、上記の対戦名と日付と14:30、そして
ゲームスポンサー8社の名前:SIEMENS Mobile(ドイツの
携帯電話機メーカー、8社の中のメインスポンサー)恒源祥、
Canon,正大福瑞達、北京現代(韓国の自動車メーカー)、
SMG,新浪、infront、そして座席番号→特区6門1層130区
14排4座。票価180元(約2700円)。因みに一番値段の安い
席は45元(680円)でした。前回見て、大体の様子は判って
いましたので、Gate6の方に歩いて行きました。私が6門の
列に並ぶと程なく入場が開始になりました。

列の先頭の方は、鉄の柵があって、いやでも一人1列で進行
しますが、そこにたどり着くまでは、大勢が一箇所に向かっ
て無秩序で並びます。すると私のような人間は時間がたつと、
だんだん列の後ろの方に押し出されてしまいます。それだけ
列の横入りが多い訳です。

座席指定なので、どんなに後ろに回されても、良いんですが、
なんせ風が冷たくて強く吹くので、早く中に入りたい・・
入り口では、持ち物検査が一人一人行われて、ペットボトル、
みかんなどが没収されます。私はポケットがごわごわしてた
ので、中の小銭入れと鍵の束を見せて、OKになりました。
案内板に従って1層(階)に行くと区の表示があるので、
130区を見つけて観覧席に出ます。そして判ったことは、
14排(列)は縦の番号、つまり1排がグラウンドに一番近く、
14排は1層の中では一番グラウンドから遠い席でした。4座は
04と名盤の付いた席がそうです。130区はゴールの裏側では
なくサイドラインの側でした。

天津の康師傳は台湾資本の会社で、中国ビズネスで最初に
台湾企業として大成功し、製品はインスタントラーメンを
主力に各種ファーストフードの最大手企業です。工場が
TEDAにあり、風向きによっては、わが社にまでインスタント
ラーメンの香りが漂ってきます。ですからTEDA足球場は
康師傳にとっては、まさにhomeになります。山東の魯能泰山
は何の会社か知りませんが泰山は岩山で有名な泰山が聳え
立つ市で、そこの企業なんでしょう。

2時半きっかりに試合開始となり、応援風景は日本と同じで、
自分が応援するチームが少々ミスしても拍手をします。両
チームに一人ずつ外国人選手が居ました。途中、なにかの
有名人がスタンドに現れたら、皆そっちを見ていたのは意外
でした。ペットボトルの飲料を飲んでいる人が多いのに驚き
ました。入り口のチェックも素通りですね。笛や太鼓まで
持ち込まれて応援団も組織されていました(山東省のみ)が、
日本のような組織的な応援と応援歌はありませんでした。
試合は天津が1:0で終盤までリードしていましたが、試合
終了5分前に、私が見た限り完全なオフサイドと思われる
スルーパスを山東が上手くセンターに返して、綺麗なゴール
で同点。線審のオフサイドの旗は上がらず、天津のブーイン
グに続いて、ペットボトル(空瓶)がグラウンドに投げ込
まれました。席のあちこちには警察官が座っているので、
それ以上の騒ぎにはならなかったのですが、やはりここは
中国と言う事件が起きました。この1-2分後にペット
ボトルが線審に投げられ、見事に肩に当たったのです。
そして驚いたことに、天津の応援席全体が拍手喝さいなの
です。スポーツマンシップに反します。とても残念な事
でした。この国にオリンピックを開催する資格は無いね。