どっちが先か  2012-10-23
     大問題
「2014年中国は崩壊する」
宇田川敬介著、扶桑社新書。先週
読み終えました。中国は、今まで
は好調な経済発展のお蔭で、庶民も
喜んで政府の方針に従ってきました
が、バブルも弾けて不況が近づいて
きました。折しも今共産党大会を
控えて上層部でいろいろな動きが
あります。

当初、10月に開催予定が11月に
なりました。11月の大会で習近平
が副主席から来年3月には主席に
なるとか。その後1年くらいは、
必死になって問題の噴出を抑える
が2014年には、遂に抑えきれなく
なって、崩壊への道を進むだろう。
それで2014年崩壊という内容です。

チベットもウイグルも民族的、又
宗教的な不満を抱えています。是
非、崩壊の一助になって欲しい。
日本は尖閣で、中国と核心的な対
立を、構えています。中国の崩壊
は当面歓迎したいです。但し、その
崩壊後、中国がどうなるか?極め
て難しい判断を要します。

つまり、今の中国が崩壊したとして
その後の中国を誰がどの様な統治と
国家運営をするかにより、今より
始末の悪い中国ができるのか、不明
なのです。

この本を読み終える前に「2013年
中国北朝鮮ロシアが攻めてくる」
福山 隆・宮本一路著幻冬舎新書
を読みました。敵国が日本を攻めて
くるパターンは何通りも考えられる
わけですが、この書では3つのシナ
リオに基づいて考察を進めています。

その1は一番確度の高い、中国が沖縄
と尖閣を取りにくるものです。金門
馬祖、澎湖諸島、台湾と攻め上がっ
て、同時に尖閣、石垣、宮古と来る
か、先に沖縄を落とせば、台湾寄り
の日本の島々は簡単に落ちます。
そうすれば、台湾を取るための力に
なります。

尖閣は無人ですから、漁船ででも取
れると考えているかもしれません。
アメリカの空母は中国の潜水艦と
対艦弾道ミサイルで抑え込まれて、
日本は自衛隊だけで戦うとなると
持ちませんね。

だからこの2冊の本の考察の順序が
逆になってくれないと日本は酷い
ことになります。日本は防衛力を
高めるために原子力潜水艦が必要
ですね。今決めても完成までに10
年は掛かるでしょうから。

攻めてくる前に崩壊して貰うのが
一番ありがたいですがどっちが先か
大問題です。