映画「秋の午後」
10分というとても短い短編映画。
日本文学専門の古書店に突然入ってきた結婚適齢期を少し過ぎた女性客。
彼女は「秋刀魚が載っている本が欲しい。それも絵か写真が付いたものが欲しい、」と無理難題を店主にぶつけるところから物語は始まります。
少し大袈裟な演技もありますが、それには目を瞑ってあげると非常に雰囲気のいい物語になりました。
小さな恋の始まり。それもどこか昭和チックな感じ。
それがとても好印象の映画でした。
出演者は2人。
橘実里と笠兼三。
どちらも知らない俳優だったので余計に感情移入できたような気がします。