今回は久しぶりにポチった1本。
ルイ・ロデレールのクリスタル2008
またまた2008ヴィンテージを狙ってしまいました
出張から戻る日を狙って配送依頼をしておいたのです
で、予定どおりの到着
クリスタルといえばオレンジ色のフィルム
ちと見にくいですが、間違いなく2008
以下クリスタルの説明
ロシア皇帝アレクサンドル2世はロデレールのシャンパーニュを好み、自分用のシャンパーニュはクリスタルのボトル(当時はバカラ製)に詰めさせました。これは他のシャンパーニュと区別するための他に、毒物混入を見破る役目もありました。また、このボトルの底にはくぼみがなく、小型の爆弾が仕込まれないようにもしていたそうです。
2008年はポテンシャルの高さゆえ、メゾン史上初の判断で2009年が先に販売され、10年の熟成を経てようやくリリースされました。ジェームス・サックリングが100点を付けるなど、リリース直後から高い評価を獲得しています。
味わいは柑橘類の皮や洋梨、アプリコットなどの甘やかで酸を伴ったアロマに、ドライフルーツやブリオッシュなどの複雑な風味も続きます。カカオや焼いたヘーゼルナッツなどのニュアンスに、シナモンやリコリスなどのスパイスの甘みも融合しています。
口当たりは濃厚で丸く、芳醇。徐々にピュアな果実味、石灰やメンソールを思わせるキレのある風味が現れ、塩味を感じる爽快な余韻へと導きます。ビロードのようなテクスチャーと、繊細な緊張感を持ち合わせ、さらなる熟成による進化が期待できる、素晴らしい仕上がりとなっています。
飲み頃は2023~2050年。
あと最低3年はセラーにて眠りにつかせます。
今セラーの中で眠っていて、2008より先にリリースされた2009の飲み頃が2023~2040年ですので、こちらもまだ早いですね
ゆっくりと待つのもまた楽しみのひとつです