博士後期課程という道 | 慶應通信で実学を学ぶ

慶應通信で実学を学ぶ

【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

先日、久しぶりに修士時代の指導教員とオンラインで懇談する機会がありました。慶應通信卒業生お二人から大学院進学の相談を受けたのでズームによる相談会をお願いしたからです。


先生は研究科長の任期を終え、今はご自身の研究に没頭されているようです。私の在籍当時は大学の統合問題なども抱えてらして、やたら会議が多いとぼやいておられました。


懇談では、研究系大学院と専門職(社会人)大学院の違いや、修士課程と博士課程の段差の大きさなど、その履修についてわかりやすく説明していただきました。特に博士を目指すのであれば、修了したその先に何を求めるのかが大事だということがよく分かりました。とりわけ博士課程ともなると、研究のためのまとまった膨大な時間が必要となるので修士とは比べものにならないくらいの覚悟が必要なことがよく分かりました。


先生は、研究成果を実務に活かしたいのであれば、わざわざ大学院で学ばなくてもそのような研究チームと組むというやり方もある。また修士課程で学び足りなければ、再度、別の修士課程に進むダブルマスターの道もあると。


私は三人のやり取りを聴いていただけなのですが、私自身のこれからの進む道を教授いただけたようで、とても有意義な時間となりました。