【卒業論文を書く】 ①問いを立てる | 慶應通信で実学を学ぶ

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【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

卒業論文の最初の難関は、書きたいテーマの問いを立てるということではないでしょうか。論文は自ら問いを立てるところから始まります。

レポートは自ら問いを立てるという作業はあまりありません。あらかじめ問われていることが決まっていますから(中には課題によっては問いを立てて論じることもあります)。



例えば、自分は「消費税問題」について書きたいとします。

なぜ消費税について書きたいのか?
消費税についてどんな問題意識を持っているのか?
消費税のとこに問題があってどんな課題があるのか?
その課題について先行研究はどこまで進んでいるのか?
その先行研究に対して自分はどのような意見を持っているのか?

その意見を表明することになんらかの学術的な意義があるのか?

そのようになぜ?なぜ?を突き詰めていけば、論文のテーマが具体化していきます。


これらの手順をまとめると、

  1. 説明したい物事の具体例を複数用意する。
  2. 複数の具体例を抽象化する。
  3. 抽象から具体へ説明していく。

ということになります。ここでいう抽象化とは「物事の共通部分を抽出して把握すること」をいいます。

書きたいテーマの論点を散逸させずに、絞り込むためには、この抽象化が不可欠なのではと思っています。


これから卒論を書いていくなかで気づいたことをこのブログで時々書いていきたいと思います。

(立命館の図書館@衣笠キャンパス)




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