夏スクの振り返り(1) | 慶應通信で実学を学ぶ

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【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

さて、夏スクを履修して得られた新たな知見を記しておきたいと思います。まずは午前中の授業から。
 
【農業経済論】
 
農薬の正しい知識
途上国・中進国・先進国における農業問題
食の安全と信用財の関わり
食料自給率について
農地法と食管法
農業保護政策
農協改革
農業の多面的機能
 
動物は植物がいなければ生存できません。動物は従属栄養生物なので栄養を自分で作りだしている植物(独立栄養生物)を摂取して生きているからです。植物は無機物から有機物を合成できるのです。
不足しがちな無機物としては、N(窒素)・リン(P)・カリウム(K)があります。家庭菜園でもこのNPKでつくられた化学肥料をよく使います。「三大元素」と言われるものですから覚えておいて損はありません。
 
今回の授業では、短期間で農業全般の広い知識を得ることができました。植物と人間との関わりからTPPまでと守備範囲が広く、農業は可能性に満ちた大きな成長産業だということがよく理解できます。
 
毎回の小テストと最終日の8ページの試験問題にうなされましたが、これほど真剣に先生のお話を聴いたことはないかもしれません。
 
成績ヒストグラムから一回の欠席がなければ総合点は相当良かったと思います。残念ですが、評価の仕方もきわめて公平で、ルールに厳格な先生の真摯な態度から学ぶことが多かったと思います。毎回のテスト返却は小学校時代に経験したドキドキ感があり、成績を受け取った皆さんの表情を見るのがとても楽しみでした。
 
一つの田畑から毎年作物を採取できることは驚異的な事で、2千年年の長きに渡って毎年コメを収穫してきた日本人の勤勉さに頭がさがる思いです。稲作のための水田農業を守るためにも山や川を大切にして普段からお米を食べるよう心がけたいと思います。
 
 
つづく
 
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