夏スクを前に、通信課程になぜスクーリング科目があるのかを考えてみました。
スクーリング履修が卒業の障害になるとの意見がありますが、それは逆だと私は思っています。むしろスクーリングがあるから卒業に近づけると私は思っています。
大学院に通うようになって、学びは双方向の議論があって成り立つものだと感じています。自分の疑問が先生を前にして教室で解けていくことの意味は、学びの深さと喜びを感じさせてくれます。
通信の特徴であるマイペースの平坦な道は心地よいかもしれませんが、124単位までの長い道のりにおいてモチベーションを長く維持することはとても困難です。そこでスクーリング授業を挟み込むことで持続的な学習意欲が維持できると思うのです。
おそらくこの制度がなければ、離反率はもっと高まると思います。
通学生の退学率が大学経営の大きな課題になっています。ひどいところでは2割以上の学生が退学しているとのこと。学生をクライアントと考えれば4年間で一人当たり数百万円の損失が出ます。
退学者数は授業への出席率と高い相関関係にあるでしょう。
通信で卒業を目指す皆様には、出来るだけ早くスクーリングに参加して学問の醍醐味を感じて欲しい。そして友人を一人でも作ってほしい。学友の数だけ強くなれるよ(どこかで聞いたセリフ?)
単位取得のためだけの夏スク履修はあまりにもったいない。
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