「練習ハ不可能ヲ可能ニス」
とは、かつて塾長でもあった小泉信三先生の言葉です。慶應日吉キャンパスに碑があります。
ご専門はリカードゥ経済学研究で、保守的リベラリズムの立場からマルクス主義を批判しました。戦後は今上天皇の教育係を務め、美智子妃殿下との間を取り持った実質的仲人とも言われています。
塾生時代は庭球部の主将でしたが、野球を深く愛して特別表彰で野球殿堂入りもされた方です。
フェアプレーシップを生涯堅持して冒頭の言葉を残されました。
『ニューズレター』に時折不正行為の処分者が掲載されます。学ぶ目的がどこにあるのか理解に苦しみます。
先日、息子たちに勉強を教えていると自分も学びたくなったというお母さんがいました。少し通信にも興味があるようでしたので慶應通信で卒業を果たした方のブログの内容を伝えたところ、その内容にいたく感銘してこれから少し調べてみると。
学びなおすということは素晴らしいことだと思います。だからこそフェアプレーを心がけたいものです。
レポートや科目試験、スクーリング、卒論はとても大変ですが、人生における「練習」に過ぎません。
夏スク(日吉)に参加される皆様には小泉先生の碑を訪ねてみてはいかがでしょうか。
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