C.W.ニコル氏が書いてます。
「どんぐりの中身はデンプンだ」
デンプンに厳しい寒さを与えると糖分に変わるそうです。糖分はすぐに力になるエネルギーです。ジョギングをしているとそのことを体感します。疲れを感じた時、アスリートも試合中にバナナを食べたりしています。
厳しい冬の間をじっと耐え、デンプンは糖分に変わります。そして春になって太陽が差し暖かくなると蓄えたエネルギーの力でドンと芽が出ます。
人も同じです。厳しい寒さから逃げているといつまで経ってもエネルギーは蓄えられず、新芽は出ません。
慶應通信が厳寒だとは言い過ぎかもしれません。でも何かを犠牲にしなければ達成できない部分もあります。
私自身は、2学部目になると要領もわかってきて大して苦労もせずに一年が過ぎてしまいました。このままでは達成感は得られないだろうと思い、新年度は、仕事と慶應通信の両面で新しいミッションをお引き受けすることにしました。
「急ぐ仕事は一番忙しそうなやつに頼め」と言います。
でも「あいつやけに忙しそうだな」と思われるのもしゃくではあります。なのでどんぐりのように落ち葉や土にまみれてじっとしているように見せて、試練に耐えながらエネルギーを蓄えたいと思います。
慶應通信は多様性に満ちた豊かな森なのです。
そのことを実感するために、慶友会活動のお手伝いをしばらくさせていただきます。
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