「なぜ若者たちは過激思想に走るのか 」- 毎日新聞(12/12朝刊)
以下、記事から抜粋。
「息子は就職活動に苦労していた。4カ国語を話せるのに履歴書を送ってもモロッコ系と分かると断られる。『ベルギーに僕の居場所はない。モロッコに行けばベルギー人と言われる』と愚痴をこぼしていたのに、深刻にとらえなかった。
25年前にモロッコ系イスラム教徒と結婚し、カトリックからイスラム教に改宗したイヌギアンさんは移民が集住するブリュッセル西部モレンベーク地区に住む。
アバウド容疑者らが住んでいた場所だ。ここでは住民の38.5%がイスラム教徒で、25歳以下の若者の失業率(2012年)は全国平均の倍近い41.6%に上る。
イスラム研究者のピーター・バン・オステェーン氏(38)によれば、大学教授の息子や会計士がISに参加した例もある。だが、ISに引き寄せられるベルギー人の若者の多くは、差別され、社会から排除されていると感じているモロッコ系だという」
格差が広がり、一部の人々が社会から排除されるという現実と向き合わなければ過激思想は増殖する。
「Freude!」
と心の底から叫びたい。
今日は一日ドイツ人。
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