公共性概念で立ち止まる昨日は深夜まで先行論文と格闘しましたが、筆が進みませんでした。「公共性」という多義的な用語の整理に少々戸惑っております。「誰でもが自由にアクセスできる空間」に「国家という機関」が入り込んでくるから話がややこしくなるのね。新聞の公共的使命が個人の基本的人権に深く関わっているということが漠然と理解できてきたのですが、文章にするとなると難しい。他人の文章並べるだけだと論文にならないしな。今日は大津まで仕事なので、あまり時間が取れません。電車の中で思索と睡魔とのせめぎ合いとなることでしょう。できれば夕方に映画も観たいし。この本に出会えてよかった。