「憲政の神様」にレポートの真髄を教わる | 慶應通信で実学を学ぶ

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【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

尾崎行雄さんにはホント苦労させられました。

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この銅像は国会議事堂の近くにある憲政記念館にあります。

このお方、「憲政の神様」と呼ばれています。(ちなみに慶應卒です)

日本を代表する政党政治家として「日本政治史」のレポートに取り上げさせていただきました。

設問の趣旨から外れていると3回不合格になり、先生からは「対象の政治家を変えてはどうか」とまで赤ペンで書かれました。

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ペン書き必須ですから大変でした。

反戦に生きた孤高の政治家の魂に揺さぶられ、2年がかりで仕上げた炎のレポートは、無事合格をいただきました。

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鋭いご指摘!


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熱意だけではレポートは受かりません。何が問われているのかをしっかり理解した上で、多くの文献の中から客観的事実を積み上げて、自分なりの論旨が展開できればいいレポートになると思います。

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(伊勢市にある咢堂記念館)

お伊勢さんを訪ねた折に「尾崎咢堂記念館」を訪ねました。

親切な館長さんが案内してくださり、応接間でクッキーと珈琲をごちそうになった挙句、駅まで自家用車で送っていただきました。

後日、お礼の手紙とレポートの要約を送ったところ、「熱心な尾崎の研究者に対して拙い解説をしてしまい申し訳ない」とメールをいただきました(お恥ずかしい…)。

戦前の偉大な日本のリーダーが、戦後70年経った今でも熱烈な地元の支持者によってその功績が受け継がれていることに感動しました。

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