最近、動画で鎌倉市の津波災害の動画を見て、5年前の、あの悲惨な光景をまた思い出してしまいました。
楽しい思い出いっぱいの町が、一瞬のうちにあのようになってしまう事実は否定することはできませんが、せめて命の安全は真剣に考えないといけません。
四角い木造のお家は、もう建っている以上は、あのような出来事がおきたら、ひとたまりもないでしょう。
しかも、背の高いコンクリート製の建物も数少ないなら、助かる人も限られてしまいます。
私は一生懸命考えた結果、このような建物を建てたらどうかなと思ったんです。
ある海の生き物の形をヒントにしました。それは潮溜まりや岩についているトコブシやアワビといった・岩にぴったりくっついて、どんな荒波にもびくともしない1枚貝たちです。
大きなトコブシに似た津波シェルターは、天井が低く床面積が広く、ドーム型で水の襲撃をかわしやすい形をしていて、多くの人たちが逃げ込んだら、水が漏れこまないようにぴったりハッチがしまり、第1波、第2波、そして引き波の起きている間、ただおさまるまで中でじっとしているんです。その間必要な水、食料はもちろん用意してあります。いくらなんでも沈んだままにはならないと思うので、海水が引いたら天井のハッチを開けて外に出る。
でも、そんな建物、景観をそこなうのではと思うなら、つる草をはわせたり、周囲の色彩に合うように塗装したらよいと思います。住民の人数に合わせて大きなトコブシをあちこちに用意してはいかがでしょうか。