母に面会に行く。
父は愛情たっぷりのおやつと親戚からの年賀状を持ってきていた。
文字を読ませたり、
いろんな人のことを思い出させると、
きっと脳には刺激になっていいと思うよ
一緒に葉書きを見ながら、母に読ませる。
母は字をよく読むんだ。
まだ字が読めると言って、父は嬉しくてたまらない様子。
これは誰かわかる?
一緒に〇〇したよねー。
昔の想い出話をしていく。
認知症になると字を忘れて字が読めなくなるのでしょうか?
義母は目が見えなかったから義母が最期まで字が読めたかどうか私はわかりません。字は古い記憶だからずっと読めるんじゃないかと思うのですが。
とりあえず父が喜んでいるので有り難いことです。
父の熱心さには頭が下がる思いだ。
家庭教師並み。
ごめん、私にはできましぇん!
季節を感じさせるんだ、と、季節の風景を染め抜いたタペストリーを二カ月ごとに持っていく。
スマホで選曲して母の好きな曲を一緒に歌を歌う。
字を書いてみよう~とか。
父は、母が元に戻るとは
さすがに思っていないけれど
なんとか悪化を食い止めようと、
よしんば少しでも回復すれば、
そんな思いが伝わってくる。