義母の葬儀参列者は少なかった。
私の家族、義弟の家族、私の父、義弟のお嫁さんのご両親、それだけ。
つまり、私と義弟の家族、プラス3、それだけってこと。
呼ぶ人を減らしたのではない。
結果的に家族葬になった、って感じ。
義母の夫は先に亡くなり、義母の夫の兄弟はそれより前に亡くなっていた。
義母は4姉妹の次女。
長女はひどい認知症で、自分の夫が亡くなったことも理解できなかったほどなので来られない。
三女は病気で来られない。
四女は亡くなる時来てくれたけど、葬儀はいいだろう、と、何故か帰ってしまった。
・・・イマイチ理解に苦しむのだが、、、
私の母もひどい認知症で参列できない。
義母の死を伝えても理解できなかった。
そもそも外出できない状態だし、、、
義母の友人は、、、
義母の目が悪くなり、一緒に出歩くことが難しくなり、友人たちとの距離も離れていき、認知症ですっかり縁は切れた。
十数年前の義父の葬儀は家族葬にしたいという義父の意向で、親戚以外の列席はお断りしたのに、たくさんの列席者がいた。
義母4姉妹が夫婦で揃い、その子供たち、つまり私の夫の従兄弟たちもたくさん来てくれた。
賑やかに義父を送り出してあげられた。
認知症は友人を無くしていった。
認知症だと参列が不可能になる。
義母の葬儀で改めてわかったことだ。