義母も実母も共通して言っていたことがある。
ちっとも眠れない!
寝ていない!
本当に寝ていなかったら死んでいますよ。
今生きているんだから日中どこかで
ウトウトと寝ているときがあるんですよ。
心配しなくても大丈夫ですよ。
2人は睡眠導入剤を飲むとすぐに眠れる、と言って、毎日欠かさず飲んでいた。
睡眠導入剤は脳の機能、即ち神経活動を抑えることで睡眠状態にもっていく、
つまり、長期服用は脳に影響を及ぼしてもおかしくない んじゃないかと私は思っています。
そして二人とも認知症になった。
認知症と睡眠導入剤(ベンゾジアゼピン系)との関係がとやかく言われるようになったのは10年ほど前からで、義母実母の睡眠導入剤服薬歴はもっと前からです。
高齢になるほど体は若い時ほど動かせなくなるし、人によっては会社を辞め、全体の活動量が減るもの。
活動量が減る分、睡眠も必要なくなってくるのではないかと思うのです。
だから若い時のようにバタンキューって倒れるように眠り、12時間寝続けるなんてできなくなるのだと思います。
2人は、そんなに活動していないから
睡眠もそんなに必要ないのに、
若い時と同じだけの睡眠量を求めていた
ように思う。
歳をとったからあんまり寝なくて済むように
なったよ~、ラッキー!
増えた時間をどうやって使おうかなー
ぐらいの気持ちで過ごすのは難しいのかな
まだガンガン眠れてしまう私には未知の世界です。