注意しても注意しても繰り返す。

周りの人が注意してくれるようになるから白杖をついて~と言っても なかなかついてくれなかった。

これは言うことを聞かないんじゃなくて、言われたことを覚えていないから??

    (今になってそう思うのです)

 

 

 

 

母と同様、折り込みチラシやDMを見てモノを欲しがる。

後日、届く、

本人は覚えていない。

  (最悪だよね)

 

義弟が義母の様子を見に行った時、

請求書と一緒に勝手に送り付けてきた! ムキー ハッ

と言って怒るらしい。

 

義弟が電話して取り消してもらう。

これが続いたのでその会社には義母からの注文は受けないで下さいとお願いした。

  (注文しておいて忘れるからタチが悪い!)

 

 

 

 

 

怒りっぽくなった。炎

町内会のボランティアで、シャワー水栓の使い方がわからなくて(よく見えないからなんだけど)何度か聞いたら

馬鹿にされる言葉を言われた、と言って、カンカンに怒っていた。

(話半分で聞いたとしても、申し訳ないけど辛抱して高齢者の面倒をみて欲しいと思う、ボランティアで役に立ちたいという思いで参加していることを汲んでもらえないかなー)

(例えば、これ、私でも難しいんですよ、ご一緒にしていただけません? みたいなお声がけいただければ・・・、義母が1人で出来るようにならなくったっていいでしょうに、、、なんて思います)

100回くらいその話聞かされたよ、悔しかったんだね。

(こっちはいい加減にしてケロ~なんだけど)

 

 

医者に怒った時。⇒    こんなこともありました。大学病院眼科にて。

あの医者の態度には私も怒りを覚えたが、義母は震えるほど怒っていた。

ん-、でも義母の気持ちはわかるなー、見えないのに一生懸命準備していたのを知ってたから。

でも冷静に振り返ってみて、あの怒り方は認知症の影響はあったように思える。

(家族の方だったんですね、付き添いかと思った、と言って態度をガラリと変えるあの医者もおかしいよ!)
 

 

 

 

 

 

待ち合わせができなくなった。

私が義母の家に行く時、いつも駅まで来てくれたのが、だんだんできなくなってしまった。

 

 

 

 

 

同じ話を1時間に3回も4回もする。

(初めて聞くような反応をしてあげていたから疲れたなー)

 

 

 

 

 

出かける時の支度に時間がかかるようになった。

慎重な性格だったので、繰り返し繰り返し、持ち物を確認するが、

繰り返す頻度が確実に増えていった。

出かけるまでに30~40分はかかると思って行動するようにした。

(急かすこともできないと思ったので)

 

 

 

 

 

独り暮らしだったが、食事がだんだん簡素になっていった。

家で一緒に食べさせてくれた夕飯がトマトジュースとヨーグルトとクラッカーだけだった時には驚いた。

買い物も難しくなったのだろうか。

目はすっかり悪くなってしまい、料理は難しくなっていた。

 

 

 

 

 

普通の認知症と違ったのはモノを捨てたい魔になったこと。笑い泣き

もともと整理上手で片付け上手。

認知症は本来の性格が増幅されるように思える。

ものが捨てられなくてゴミ屋敷になっていくのが普通なんだけど、義母は家が空っぽになっていった(笑)

もう、捨てるものなんてないじゃない、ってみんなに言われても、いらないものだらけでゴミ屋敷だ、と言っていた。

 

 

 

 

 

    

モノを捨てたい魔を除けば

義母も実母も共通点は多いと思う。