認知症患者と一緒に過ごしている家族は変化に気づきにくい。

少しずつ変化していくから。

あるとき認知症の検査を受けているのを見て、今、何月かわかっていないことを知る。 びっくり ガーン

 

母はこんなだったけど、みんなそんな感じじゃないかな。

 

 

 

私達だって今日は何日か、なんてわからないことは多いと思う。

(私はね、へへ、PORIPORI (^^ゞ )

でも、さすがに何月かぐらいはわかっている。

季節だって見ればわかるし、暑い寒いと肌で感じる情報もある。

 

 

 

 

母は症状が進むにつれて季節がわからなくなっていった。

 

 

高齢になると肌の感覚も鈍感になっていく。

よく、熱くなっているのがわからなくて低温やけどしちゃう、なんて話がある。

 

 

そんな相乗効果もあってか、

真夏でも暖かそうなフリースを平気で着ているようになる。

 

汗をかいていても暑いことがわからなくなっていた。 滝汗 汗太陽

 

 

 

外出先でたまに、炎天下、ダウンジャケットを着ている高齢者が歩いているとか、

見たことないだろうか。

服装で認知症なんだなってわかる。 

 

 

 

デイサービスにいくと、今日は〇月〇日です、なんてやってる。

 

日付けがわからなくて不安に感じるかもしれない。

 

それで、

毎日、カレンダーに✖をつけて 今日は〇月〇日 と一緒に確認するようにした。

 

〇月〇日だから季節は何?

 

母は楽しそうに答えてくれていた。ウインク

母の答えは殆どが当てずっぽだった。

たまたま正解する、って感じ。ダーツ

当たるとちょっと大げさに、拍手 スゴイ! を連発してあげた。

 

 

 

    

今日も面会に行ってきたけれど、

今の母とは、もう、

こんなやり取りすらできない。

過去の想い出になってしまった。