鬱 だった母。 チーン ガーン

 

母が信頼を寄せていた先生ということで脳神経外科に行った。

沈んだ気持ちをアップする薬を処方された。アップ

間もなく母は元気になった。

だから薬は間違っていないと思っていた。

 

 

 

   確かに間違ってはいないのだが

 継続し続けるのはちょっと違う気がする

 

 

何カ月間かその薬を飲み続けているうち、母は暴力的になった。

 

 

医師に伝えると 他の心療内科とか精神科に行くといい

と勧めてくれた。

 

 

私は何を言われているのかよくわからなかった。

ここじゃダメなの??

脳 とか 神経 とか ってあるからここでいいのだろうと思っていた。

 

 

 

確かにここは外科なんだ。

違うんだ、と気づいたのは何か月か経ってから(アホでした) 泣くうさぎ

 

 

僕にはこれ以上のことはできないんだよ

 

って先生に言われる。

 

    

より適切な処方を出せる医師に

任せた方が良いということだった。
精神科の薬は難しいらしい。

 

 

 

その後、心療内科・精神科・老年精神科 と

看板にある病院に行った。

 

 

鬱から元気になる薬を飲み続けてそのまま元気が過剰に体に蓄積し、

暴力的になっているかもしれないと。

 

 

薬が変更になった。


 

今はプラスが過剰な状態。

今度はプラスに働きすぎている精神状態を落としていく薬。

つまりマイナスにしていく薬。

目標値はプラスでもマイナスでもないゼロのあたり。

 

 

 

ひと月ほどでかなり暴力は落ち着く。

それでもカッといきなりスイッチが入る時があって(目が変わる)、

すぐに頓服薬を飲ませると速攻で効いてくれた。

 

 

 

  父と私に心の余裕が少し生まれる。

  暴力をコントロールできる安心感。ニコニコ

 

 

 

ところが、今度はマイナスが効きすぎると一日中寝たようになってしまう。

マイナスの薬も体に蓄積されていく。

だから当初いい塩梅で同量飲み続けていても次第に体内に蓄積され、

ある時からマイナスが過度に働いてしまう。


 

医師に伝えると、すぐ薬の量を減らすよう指示をいただく。

 

薬の量を減らすと行き過ぎたマイナスから戻ってきて1日2日で元気になってくる。

 

 

 

    

僅かな服用量の違いで

暴力的になったり

寝たきりのようになったりする。

 

 

 

先生のコントロールがうまくいき、

母は現在施設で安定して過ごしている。ウインク 飛び出すハート

 

 

 

老人ホームに入ってから3カ月ほどはその精神科から

引き続き処方箋を出してもらっていた。

 

母の老人ホームの訪問診療は内科・眼科・歯科だけなので、

難しい精神科に関しては暫くは別扱いだったのだ。

 

ホームにも慣れ、母の様子も落ち着いているので、精神科の内服薬も

訪問診療の内科の医師から処方してもらって大丈夫、となり、私の役目は終わった。