住宅街なのに敷地面積もそこそこ広く、周りには樹木も多い。🌳🌲🌳
造園業の方の土地の一部を老人ホームにしたという。
だから目の前には手入れをされた大きな木がたくさん見える。
建物は贅沢な二階建て。
広いけど50室もない。
外観はレストランのようだ。
住宅街なので車の通りは殆どなく 静か。
前の道は広く、駐車場も道沿いにたくさんあり、
車のストレスはない。
エントランスを入ると
明るい自然光がいっぱい
柱も壁もなく、この時は電子ピアノが自動演奏していた。
この雰囲気に驚いた
狭いところで大音量のカラオケがかかりっぱなしのところはけっこう多かった。
耳が遠い方が多いからなのだろうとは思ったが
カラオケに頼りすぎていない?と思ったりもしていた。
また、ホテルのような贅沢な造りの施設はウチの90歳近い高齢者たちには
無駄な贅沢になっていた。
ここはコテコテの装飾は一切ない。
広く見渡すような造りで、自然光が浴びるように入ってくる。
ゆったりとした贅沢がある。
同じ 明るい といっても
照明からの明るさと
自然光からの柔らかな光の明るさとでは
受ける印象が違い、ストレス度が違う。
明るい日差しの向こうに緑が見え、鳥たちが遊びに来ている。🕊️🐥🕊️
エントランス入って正面が受付、左が食堂、右が廊下、その先に居住スペース。
居住スペースにいくまでに健康管理室や美容室、浴室、エレベーターなどがある。
広い受付にも壁がない。
全てが見渡せる。
だから食堂などで過ごしている方の様子を受付の誰かが見ている。
食堂にもトイレがある。
食堂は全面ガラス張りで明るい。
テーブルは4人で使う正方形のモノもあるが
とても大きな一枚板のヒノキの超ロングテーブルもある。
自然の形のままを活かした厚みのあるテーブル。
柔らかな雰囲気になっている。
食堂は掃き出し窓で、そのまま広いテラスに続いている。
パラソルやテーブル、椅子もたくさんあり、テラスでも安全に過ごせる。
テラスの様子も受付から見える。
電子ピアノの横にはカウンターのカフェスペース。
このカウンターも自然の形を活かしたヒノキでできている。
下手したら町の喫茶店より洒落ている。
いろいろなカップが置いてあり、好きなカップで飲める。
カフェカウンターには人がいるので目の前の食堂の様子をここからも見ている。
入居者さんは自由に過ごしていても
スタッフさんの目は必ずある。
そんな所だ。
食堂の他に1階にも2階にもホールがあり、テーブル、椅子、トイレがある。
バリアフリーの平面移動で
車椅子でも歩行器でも
異なる景色に移動できる
各部屋は11~12畳くらい。
介助の人2人が入ってもじゅうぶんなほどのトイレと
広い洗面台が各部屋についている。
天井が高いし、広いな、という印象の部屋。
住宅街にあるので、各部屋から見える景色はきれいな住宅。
” 姥捨て山 ” 感 はない。
お話しを聞いたのは面談室だったが、その部屋も天井から床まで一面ガラス張り。
面談室内と廊下やエントランス、食堂の様子はお互い まる見え。
それが実は楽しかった。
お話しを聞きながら、横の廊下をいろんな入居者さんが通る。
車椅子、歩行器、自立、、、。
介助の方がついている人、そうでない人。
立ち話する人。
日常の姿そのままを見ることが出来た。
こんなに人が行き来している施設は見たことがなかった。
みんな活発な感じがした。
ベッドにはセンサーがついていて睡眠や覚醒の様子がわかるようになっている。
持ち込みベッドではこんな見守りはできない。
一日の様子、食事何割食べたか、とか、健康状態など、看護師さん、介護士さんが
PCに記入していく。
毎日の睡眠の状態や健康状態、生活の様子など、時に写真も入って
毎日家族にデータが送られる。
家族はスマホで日々の様子を知ることができる。
うわ~、いいなあ、、、
施設はきれいで健康的で活発で。
離れていても
日常をスマホでみられるなんて~。
ここは我が家から車で10分以内で行ける。
ただ、父にとっては電車とバスの利用になるので母の面会は厳しいかな。
いつも問題になるのは費用だ !
ここは初期費用、500~800万円
月々食費までいれて30~40万円
プラス介護保険自己負担分
安くはない、、、っていうか たっか!
でも、たくさん施設を見てきた中で、諦めきれないものがあった。
他にはない開放感、明るさ。
納得できた施設だった
困ったなあ、お金。。。
いくらあるんだろ・・・