10月10日㈯
義母からの電話の回数はどんどん増えている。
私たちにとって電話が鳴る音は恐怖でしかない。
スマホ履歴を見ると義弟には100回を越える電話の回数。
そのほかに義妹と私に電話がかかっている。
認知症なので今すぐの記憶がない。
今電話したのに切った瞬間に忘れ、何度も電話がくる。
義母にとっては毎回がその日初めての電話なのだ。
アルツハイマー病のせいとはいえ、こちらが病気になりそうだ。
このころの義母の服薬は以下の通り(加齢黄斑変性症と線維筋痛症と認知症でした)
レンドルミン(ブロチゾラム)0.25mg 眠前 1回/日
リフレックス(ミルタザピン)15mg 眠前 1回/日
ワントラム 100mg 眠前 1回/日
ベルソムラ 15mg 眠前 1回/日
オパルモン(リマプロストアルファデクス)5μg 毎食後 2錠/回 3回/日
リリカカプセル 75mg 夕食後・眠前 1錠/回 2回/日
当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス顆粒 毎食前 2.5g/回 3回/日
このころの留守番電話に録音されていた声
なんでこんなところに捨てたの(興奮して泣きわめく)
帰る 帰る 帰るぅー ( 泣く 泣く ~ )
愛した息子に殺される もう死にたい 死にたい
死にたーい 死にたーい ( 泣く 泣く ~ )
(落ち着いた口調で)
お母さんです 早く死んで欲しいのね
今日ここで自殺すれば喜ぶのね そういうことか
はぁ はぁ (荒い息づかい) わかった
(少し興奮気味で)
お母さんは路上で寝なきゃいけないんですか
家があるのに帰れないんですか ( 泣く 泣く ~ )
路上で寝る 路上で寝るぅ ~
(だんだん興奮してくる)
いくら認知症だからとはいえ、発する言葉に私は怒りを感じた。
こんなに親孝行な息子たちに対してあまりに失礼だ。
こういうことを言われると正直なところ
許せない気持ちでいっぱいになる。