先週は、『ベルク音楽室』のお楽しみ会でした。
発表会とは少し内容を変え、
演奏はもちろんですが、その他にも、子どもたちがやりたい事を計画しました。
とは言え、お互いに当日まで会った事が無い子たちもいるので、どう話し合っていけば良いか、どう決めていくのか、色々思案しました。
アイデアがたくさん出る子もいれば、様子を見て参加する子も、そもそもお楽しみ会は参加しない子もいます。
演奏する順番も自分が納得する順番で。
私は最後じゃありません。今年は3番。
プログラムも作れる子は作る。
演奏が終わったあとは、フルーツバスケットをやりたい子、イントロクイズをやる!と言っていた子が企画。ルール説明して、当日に対応可能なルールへ変更したり、この日のために、たくさんの曲のイントロを練習してきてくれたり。ピンポンピンポン!の音だってピアノで弾いてくれました。(ミドミド)
プレゼント交換は今年はとても平和に短時間で終わり、そのあとはアナログゲーム大会。(去年のプレゼント交換は20分くらいかかった笑)
自然と大きい学年の子が下の子を見ます。
ルールもオリジナル。
準備も片付けも、大人も子どもも参加してもらえました。
大人数が苦手な子も、自由に出入り出来る環境にすると落ち着いたり、
事前に会場の写真を見たり、当日早めに来てもらったりして、その子なりの安心を大事にしました。
年々、発表会やお楽しみ会での私の仕事は減っていきます。
私が用意する事を減らすと、子どもたちがよく動くし、何をやろう、どうしようと考えてくれます。
そして子どもたち一人一人がよーく見えるようになってきました。この子はどんな状況か、どんな課題があるのか、私はどんな関わりをしたら良いのか。
最初は皆んなが少しずつ、やりたい事をちょこちょこやり出してくれて。そうしたら、みーーんな違うんだね、違っていいんだねって雰囲気が出てきた。とってもカラフルになってきました。
やりたい事をやるのも大事だけど、やらなくてもいいんだよと伝えるのもとても大事。やりたくないのにやる必要はない。
楽譜が読めない子、忘れやすい子、座るのが苦手な子、手の力が弱い子、不正解や間違いをとても恐れる子、こだわりが強い子、お話しが苦手な子、朝起きられない子、大きな音が苦手な子、
とても緊張しやすい子、色々。
みーーーんな違うの。あなたは唯一よ。
その都度話し合って工夫していけばいい。
私もその度に勉強。
発表会って、上手に演奏する事も大事だけど、みんな目標は違う。
私は何かに挑戦して、その結果も大事だろうけど、そのプロセスにおいて、自分がどんなタイプなのか、何が好きで何が苦手か、どんな事が起きて、どんな気持ちになったか。そちらを大事にします。
『自分を知ること』
やりたいなぁ、こうなりたいなぁ。そんな気持ちの方がさらに大事。
さて、次は発表会。何やるのかなーー。
今回お世話になりました、富士市の#ラホール富士 さん。
私が小さい頃から、ピアノの発表会等でお邪魔しました。
2024年3月で閉館だそうです。
長い間、ありがとうございました。思い出たくさん!!
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