皆さま、おばんです!
実は自分、今週半ばに癌の摘出手術をしました。
診断名は扁平上皮癌(舌癌)で重症度はステージ2、
リンパへの転移が確認出来るためにこちらも摘出した次第です。
手術は終わりましたが、
患部の場所が場所だけに現在のところは会話能力はゼロ。
食事も鼻から栄養剤を補給している状態でした。
それと高熱が酷い感じ。
先生によればいずれも週明けには改善されるみたいですね。
こんなことをブログに書くと
「同情を引きたいのか?」と思う方がいるかもしれませんが、
この経験が後に誰かに役に立つ可能性もゼロではないので
治療に至るまでの経緯を残したいと思います。
まずは自身の異変に気付き始めた話から。
8月末に「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」で
道内各地を旅したときのことでした。
旅のスタートは北海道新幹線で函館入りを果たした後に
上記の格安チケットをゲット。
合わせて6泊7日の旅を楽しんできたのですよ。
期間中はGoToトラベルの割引クーポンの他、
当時実施していた「サッポロ夏割」も併用して格安かつ豪華な宿泊を満喫。
浮いた費用で連日連夜、豪勢な食事を楽しみましたっけ。
旅の3日目に稚内市内のホテルに宿泊したのですが、
ここで舌に口内炎が出来てるのに気づいたのです。
なぜ口内炎に気づいたかって?
酢の物を食べた時、かなりキツメに沁みたんですよね。
場所は舌の奥、右側の表面でした。
以来、旅中の食事は口内炎を気遣うようになり、
せっかくの北海道の美味しい料理がイマイチ満喫出来なかったのですよ。
本当に惜しいことをしました。
自分は小さい頃から口内炎がしょっちゅう出来るので
この口内炎を「またか」という気持ちでいたのですけど、
それまでのモノと違っていたのは
患部が開いたようなタイプではなく突起形状だったこと。
しかし、それ自体は何も不思議に思わず
いつものように放っておけば10日位で治ると過ごしてたのです。
旅から帰ってきても患部の痛みは治りません。
根っから「口内炎」だと思い込んでたので、
この状態を1か月近くも放置してまいましたの。
ちなみに、旅から帰った直後に病院で診てもらえば
手術はしなくても治癒出来てたかもしれないと
のちにお医者さんから告げられました。
お医者さんに診てもらったきっかけは、
日に日に肥大化する幹部が
それまで患った「口内炎」と明らかに違うのに気づき、
症状をネットで検索すると、
「舌癌」の症状が「口内炎」ととても似ていることを知ったから。
10月初旬、慌てて近所の耳鼻咽喉科に飛び込んだのです。
案の定、言われたことは「舌癌」の疑いが濃厚であると。
紹介状を書いてもらい
市内の大きな病院で診断を受けることになりました。
次回はガン検査から「癌の告知」までを記しますが、
最後に汚い画像を載せておきます。
手術直前のの患部の様子でした。
何度も言いますけど口内炎を甘く見ちゃいけませんからね。
普通に会話や食事が出来た1週間前が恋しい…