皆さま、こんにちは!


一昨々日、気仙沼線BRT区間を走る電気バス・

e-BRT のことを書きましたが、

ここにはもうひとつ、とてもユニークなバスが運行されているんですよ。

こちらでした。
f04057/気仙沼線BRT

気仙沼線BRT・おでかけ「旅」号です!

鉄道で言うところのジョイフルトレインかな?

観光タイプのBRT車両でした。


大船渡線BRTにも同タイプの三陸の「海」号があるようですが…
f04055/気仙沼線BRT

今回は未搭乗、いずれ乗車のために足を運んでみたいと思います。


おでかけ「旅」号(以下、旅号)に乗ってビックリしたのがこれ。

なんと、ボックスシートがあるんですよ!
f04190/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号

バスのボックスシートって、なかなか見ませんよね。

ちなみに海号には、2つのボックスシートが用意されております。

相席になる可能性大ですが、団体旅行にはいいかも。


ボックスシートの向かいには優先席があって、

更に前にはこんなスペースもありました。
f04193/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号

沿線の観光スポットのパンフレット置き場です。

ふむふむ、気仙沼にはシャークミュージアムがあるのか。

気仙沼はサメの水揚げ高が日本一の街ですからね。


ユニークなシート配置は車体前方だけではありません。
f04195/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号


後方に目をやると…
f04191/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号

座り心地の良いロングシートと…


サンルーフまで付いちゃってるんです!
f04194/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号

これ、すごくありません?

観光目的で気仙沼線を利用するのでしたら、

絶対に旅号を利用してほしいです。

誰でもきっとテンションが上がるはずですから。


旅号に乗車する前、

大谷海岸駅の道の駅でラーメンを食べた 際に、

お店のおばちゃんに旅号に乗ることを話したのですが、

おばちゃん、旅号のこと知らなかったようです。

BRT車両のこと、地元には意外に浸透していないのかもしれませんね。


旅号は定刻で本吉駅を発車しました。
f04196/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号

おっ!車内にインフォメーション・ディスプレイが付いているんですね。


車体前方と中ほど、後方の合計3台設置か。
f0419b/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号


ディスプレイではBRTのことが、こと細かく紹介されてましたよ。
f04197/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号

2年半前にBRTに乗車した時 に比べるとBRT専用レーン区間が増え、

高速化だけではなくダイヤの制度も格段に上がったようで

ますます便利になったみたいですね。


うん?モニターに映し出されるこれってひょっとして…

スペースマウンテンの

今から落ちる瞬間的な風景!?
f04198/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号


違いました、気仙沼線ののどかな前方展望だったようです。
f04059/気仙沼線BRT

旅号ではこうして、常時、モニターで前方風景が楽しめるんですよ。

後席のロングシートでも、これでしたら十分楽しめますよね。

いやいや、前方風景だけではなく、

側窓から眺める太平洋の絶景も素晴らしいですから。

気仙沼線最高!


こうして旅号は大船渡線と合流。

しばらくは線路とBRTレーンが並走しまして…
f0419c/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号


定刻で気仙沼駅に到着しました。
f0419d/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号

こんなに楽しいBRT・おでかけ「旅」号でしたが、

残念なのが1日に2往復しか運行されていないこと。

気仙沼駅‐柳津駅間を全通するのはわずか1往復だけなのです。


乗車の際は、

事前に運行ダイヤを調べていた方が良さそうですな。
f0419e/気仙沼線BRTおでかけ「旅」号


ところで…

自分、バスの知識は皆無に近いんですけど、

このバスって、旧式のバスなのかしら?

直前までハイブリッドバスとか電気バスに乗っていたせいか、

やたらとうるさく感じました。

むしろ、そっちの方がバス旅ファン向けなんでしょうけどね。




気仙沼線