皆さま、おばんです!


先日のことですが、レンタカー屋さんで日産リーフをお借りしました。

リーフは言わずと知れた電気自動車でして航行距離は約200キロ。

100キロ前後の使用でしたら途中充電も不要、

返却時は当然ながら燃料の満タン返しも不要とのことで、

レンタカー業界ではにわかに浸透中なんだそうです。


そんな電気自動車がバス業界にもあるらしく。

それがこちらでした。
f04056/気仙沼線BRT

気仙沼線 e-BRTです!

気仙沼線のBRTにハイブリッド車が導入されたことは知ってましたけど、

まさか電気バスまであるとは思いもしませんでしたよ。


ちなみにこちらのe-BRTですが、

蓄電池の容量の関係から気仙沼線全線での運行とはいかず、

気仙沼駅‐本吉駅間を1日2往復の限定運行らしいです。
f04161/気仙沼線e-BRT

BRTの時刻表にも「e-BRT」と表記されておりますので、

乗車の際はぜひ標記を注意してみてくださいね。

今回は自分、鉄道線時代の駅舎が残る本吉駅から乗車しました。


こちらが本吉駅BRT乗り場です。

発車3分前にe-BRTがやってきましたよ。

運用に就く直前までミヤコ―バス・津谷営業所にいるようですが、

ここで充電しているのかしら?f04160/気仙沼線e-BRT


いかにも電気バスって感じの側面!
f04162/気仙沼線e-BRT

乗り込みます。


まず目に入ってきたものですが、

エコをイメージしたという明るいインテリアでした。
f04163/気仙沼線e-BRT

車内にはモバイル用のUSB電源が付いてるらしいですが…

完璧にノーチェックでしたわ。

それにしても、どこにその電源が付いていたんでしょうね?


そしてルーフの電燈も完全LED仕様です。
f04165/気仙沼線e-BRT

この屋根ですが、

横方向に延びるライン部分も蛍光管が仕込まれているんですよ。

トンネルに入るとこちらも光って驚きの輝きなの!
f04166/気仙沼線e-BRT


充電の詳しい仕組みについては、こちらのモニターが教えてくれます。
f0416b/気仙沼線e-BRT


ハイブリッド車でもおなじみの回生ブレーキのほか、

屋根に付くソーラーパネルからも走行充電を行うとか。
f04164/気仙沼線e-BRT

ちなみに蓄電池の容量は乗用タイプの電気自動車の2,5台分、

走行に必要な電力はオーブンレンジ18台分だそうです。

ピンとこんわ。


発車時刻になり、バスは定刻で動き出しました。
f04169/気仙沼線e-BRT

それにしても本当に静かなバスです。

当然ながら動かしているのはエンジンではなくモーターですの。

あのバスのディーゼルエンジン特有のゴロッゴロッ…という音は皆無で、

シューって感じの、シャフトが回ってるような音しか聞こえないんですよ。

バスというか、電車に近い感じの乗り心地でした。


でも景色はバスなんだな。
f04167/気仙沼線e-BRT

気仙沼線のe-BRTはまるで未知なる乗り物でした。

バスには無知な自分がそのように感じたんですから、

バス好きの方でしたら、もっと楽しめるのかも。


今回はガチャガチャ をやるために

陸前階上駅で降りちゃいましたけど、

機会をみて、全線通しで乗ってみたいと感じたe-BRTでした。
f0416a/気仙沼線e-BRT


最後に、e-BRTに乗ってみて感じた素直な感想。

音のしないバスって気色悪いっすね。


そのくらいe-BRTは静かなんすよ。



気仙沼線