皆さま、おばんです!
仙台にご在住の方でしたらお馴染みのX(エックス)橋、
正しくは宮城野橋と呼ぶそうなんですけど、
ついに姿を消してしまいました。
宮城野橋は仙台駅の北側にある、市中心部の東西を結ぶ橋なのですが、
拡張された3代目・宮城野橋に付け替えられることになりまして、
不要となる旧・宮城野橋の撤去作業が7月10日に行われたのですよ。
ちなみに宮城野橋が「X橋」と呼ばれていた理由ですが、
橋の両端が2方向に分かれていたために、X字を模っていたからです。
昭和31年に撮影された航空写真より。
2代目・宮城野橋は、初代・宮城野橋の橋脚を基に、
昭和36年に橋げたを付け替えしたものでして、
大正10年に造られたと言われる橋脚部分には、
この煉瓦積みの橋脚、
東北本線の列車からも見ることが出来ますので、
その存在に気付かれた方もきっと多いのではないかと。
仙台空襲にも耐えた貴重な構造物ということで、
一時は保存も検討されたようなんですけど、
その願いはかなわず、
お盆明けに解体されるそうです。
古くからこの橋を見てきた自分としては、解体の話はショックでしたよ~
そんなことで今日は、
ちなみにこの場所、仙台駅から歩いて5分の場所なんですよ。
こんなに駅から近い場所にこんなモノが残されていたなんて…
キセキと言っても言い過ぎじゃありませんよね?
こうなると、
X橋を真上から眺めて見たくなるのが人の世の常というもの。
どこかに高い建物はないかしら?
…ということでやって来たのが、
ここの20階には、大人でしたら誰でも展望が楽しめて、
しかも無料でソフトドリンクやお菓子・アイスクリームまで戴けちゃう
ステキなスポットがあるのでした。
献血センター(献血ルーム アエル20)でした。
楽しむ以上は血を抜いていってくだされ。
期待以上、素晴らしすぎます。
400ccの血液を抜くだけの価値がある景色ですぜ☆
中央に見えるのが7月10日に部分開通した3代目の宮城野橋です。
今後は赤線部分にも新宮城野橋を架設、
完成は昭和平成28年中とのことでした。
ごめんなさい、年後を間違えちゃいました。緑〇印が煉瓦橋脚が残る場所です。
こうして煉瓦橋脚が見られるのも残すところ3週間だけ。
時間はそんなにありませんぜ☆
そうそう、今回の献血で回数が30回に達しました。
記念の杯(さかずき)に血液型のピンバッチ、それとキーホルダー。
実に使い道のない景品だな…と思ったんですけど、
これらの景品、ヤフオクにずいぶんと流れているみたい。
使い道がないと思う気持ちは、自分だけじゃなかったようです。
最後に話題が変わりますが…
全力で応援します。
それと、前回の21世紀枠出場の時みたいなことにならぬよう、
ブログやツイッターの発言には気を付けてね。
☆追 記☆(平成17年2月14日)
その後のX橋の橋脚ですが、
保存されることなく撤去されてしまいました。