皆さま、おばんです!
以前のブログでもちょこっと書きましたが、
山口からの出張帰りの途中、
日本海側にある某駅で、
すんごく貴重なコンテナを見つけたんですよ。
普通、JRコンテナのカラーというと、
たったひとつだけ、ピンクを纏ったコンテナが存在するんです。
20A‐1コンテナです!
ピンクな外観も異様ですが、
なぜかこのコンテナだけワンコが描かれているんですよね。
お~、よちよち。
この20Aというコンテナですが、屋根が開閉可能なコンテナでして、
平成10年に1個のみが試作された形式したの。
屋根が開閉できるコンテナといえば、
JRの時代に入ってからはこちらの20Aが唯一でして。
20Aコンテナはその後、無事に量産に至るのですが、
新たにU20A(私有コンテナではないのになぜかUが付く)
という形式が起こされ、
現在もオートバイ部品の輸送に活躍中でした。
奥に見えるのはJRコンテナ創生期に量産された18Dです。
床が低い上に全高が高いので、
20Aコンテナは19を通り越して20の番号になっていたんですね。
(コンテナ形式の数字は内容積量(立方メートル)を示します)
それ故に、コキ100系積載限定の
このコンテナ、貴重さがウケまして、
各地の鉄道フェスティバルでも展示されたりしてたんですけど、
どうも昨年中に除籍されたみたい。
その後も運用に就いているので、除籍はされていない模様です。
今後はこの場所でしか見ることが出来ないのかもしれませんね。
今回はどうしても間近でみたくて、
JR貨物の職員さんに特別に許可を戴くことができました。
職員さん、コンテナを見たいという自分を見て、
不思議そうな顔をされてましたけど、
ホント、このコンテナは貴重なんだから。
ところでカプセルプラレールに
この20A‐1コンテナが混じっているようなんですけど、
カプセルプラレール、
左から2番目のやつね。ピンクが目立っていて実にイイ感じ!