皆さま、おばんです!


先週の日曜日は、山形県内の駅巡りを楽しんできました。


古川市内から山形県・尾花沢地区に向けて、

国道347号線、通称・中羽前街道を抜けていったのですが、

途中には紅葉が美しい、漆沢ダムがあるのですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d11070/帝産バス


それでは、さっそく紅葉をチェック。

自分ら以外にも、

それ目当てのお客さんもおられました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d11071/帝産バス

ありゃ?紅葉、ちょっとだけ早かったかな?


そんな漆沢ダムの入り口には、

1台の大型バスが鎮座しております。

団体さんを抱え込んだツアーのバスかしらん?


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d11072/帝産バス

というか、バスの廃車体。


すみません。

観光客は先ほどの1家族だけでしたの。


それにしてもこの廃車体、相当に古いもんじゃないです?

バス知識は皆無の自分でも、

レトロセンサーがビビッときましたよ。


前から見るとこんな感じなんですけど、
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d11073/帝産バス

前面ガラスの車検ステッカーを見てみたところ、

昭和51年に車検が切れたバスのようです。

と言うことはこのバス、40年近くもここにいるってこと?
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d11074/帝産バス

そしてこの廃車体、いろいろ見てみたところ、

側面には帝産バスの文字がありました。

それにしてもリベットが並んでいるだけで、

どうしてこんなに古く見えちゃうの?
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d11075/帝産バス


車体裾にはクレハの銘鈑。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d11076/帝産バス


てっきり、クレラップでお馴染みのクレハ(呉羽化学工業)かと思いきや、

バスの車体を製作していた呉羽車輛なんて会社があったんすね。

そういえば、以前見たこのバス もクレハでしたっけ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b06060

相変わらずバスの世界、奥が深いぞ!



余談ですけど、南部縦貫鉄道のレールバス、
昭和37年に富士重で製作された車両なんですけど、

側面にリベットはないんですよね。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c03311

「バスの車体工法で組み上げられた…」

なんて話を聞いておりましたけど、

こうして見ると、まったく同レベルで製造されたわけじゃなさそうです。



鉄道の世界も、やっぱり奥が深いな~