皆さま、おはようございます!


三陸鉄道とJR東日本、

三陸沿岸を1本の鉄路で結ぶための良きパートナー会社で、

この2社が競い合うなんてことは、

絶対にあってはならないことです。
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なのに、なのに…



とある争いごとが勃発していたのですよ。

それがこちら。
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駅そば客の争奪戦なのです!



三陸鉄道・北リアス線とJR東日本・八戸線が接続する久慈駅。

この2線はどちらも旧・国鉄区間なのですが、

ホームと跨線橋が上手い具合に仕分けされていて、

駅構造も、2社それぞれに分離されているのですよ。


だから駅舎も2つあるのです。
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こちら、JR東日本の久慈駅と、


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三陸鉄道の久慈駅です。


分離されてると言っても、互いは隣同士。

歩いて10秒の場所にあるのでした。


第3セクターの駅ではよく見かける構造なのですが、

久慈駅のすごいところはここからです。

隣同士の2社の駅舎に、

それぞれ駅そば屋さんがあるんですよ!


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(上/三陸鉄道側のリアス亭さん 下/JR東日本のNRE)


2社の接続駅ではあるのですが、

ローカル駅に2つの駅そば屋さんがあるなんて、

すごくありません?



…実際にはこの2店が競い合っているというか、

そんな緊迫した空気は流れていないのですが、

まったく互いを意識していないはずもなく、

どちらの駅そば屋さんにも、

個性豊なメニューが掲げられているんです。


鉄道利用者のほか、

自動車のドライバーさんの利用客も多いようで、

意外にもこの2店、いつでも賑わっているみたいでした。



ここ最近は、駅そば屋さんが設置されている駅が減少する中、

2つのお店が営業している久慈駅。

三陸鉄道訪問の際はぜひ、

2店制覇にチャレンジしてみてくださいね。


自分はリアス亭さんのおそばを食べたんですけど、

もちもち麺でお腹がいっぱいで…

2店制覇なんて、絶対にむりむり。