皆さま、おばんです!


前回のブログでは、三陸鉄道のレトロ列車

「さんりくしおさい号」に乗車したことを書きましたが、

今回はその後に乗車したこたつ列車

「さんりくしおかぜ号」に乗車した時のことを書いちゃいますぜ。


前回書きました記事はこちらです。

三陸鉄道のレトロ列車「さんりくしおさい号」に乗ってみた。



こたつ列車とは、

3月31日までの土日祝日に運行される特別列車です。

畳敷きの「さんりくしおかぜ号」に、

4人掛けのこたつ調のテーブルが置かれており、

(こたつのような暖炉は入っておりませんの)

まるでこたつに入ってる感覚で、列車が楽しめちゃうんですよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02140

北リアス線の久慈駅‐田野畑駅間を1日1往復運行。

こたつ列車の乗車には300円の指定券が必要ですが、

一般車による自由席車も連結されておりますので、

こたつ列車に片道だけの乗車…なんてのも、

全然オッケーなのでした。


ちなみに自由席車、36形気動車中でも、

リクライニングシート車が充当されてるようです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02141

しかもこのシート、485系電車の発生品だというんですから、

こちらも乗らない訳にはいきませんよね。



そんなことで今回は、

田野畑駅から久慈駅に向かう列車に乗車しましたよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02142

ぎっしり並ぶこたつが壮観です!


ちなみにこたつ列車にはアテンダントさんも乗車します。

車内販売ではビールやジュース、おつまみのほか、

さんてつグッズまで買えちゃうんですからすごい!

テーブルには南部せんべいも置かれていて、

こちらも自由に食べていいんですって。

(このおせんべい、久慈駅でも売ってますのでお土産にぜひ!)
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02144


HOTしてグーなのぼり旗(トシちゃん風ね)
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02145


ストーブまであって、気分は盛り上がります。

この日、クルマで来たので、お酒が呑めなかったのがツライ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02143


列車が動き出すと、

車内ではアテンダントさんによる沿線のガイドが始まりました。

この日、2往復も楽しんだ北リアス線での沿線風景でしたけど、

改めてガイドを聞きながら車窓を見ると、

津波被害のこととか、気づかされたことがたくさんありましたよ。



ここで車内には、恐ろしい形相のお二人が登場!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02146

秋田のなまはげか?


と思ったのですが、こちらの方は岩手県南部に伝わる

なもみのお二人なんですって。

ちなみになもみ伝説のルーツは、秋田のなまはげと一緒みたいです。


写真を撮らせてください…って言ったら、

「オラ、恥ずかしいからお面取るわ」

ですって。

普通は逆のような気がしますが。

本当におじいちゃん、お茶目なんだから。


最後はおばあちゃんも一緒に。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02147


なもみが持つデカい包丁で背中を切りつけられた後に、

こたつ列車の乗車証明書を戴きました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02149

一緒に写っているのは、

旅で同行した絵描き番長がご馳走してくれた「海鮮あわび弁当」

事前に予約しておくと、車内で出来立てを戴くことができるんです。

値段を見たら1個1,500円もしてたんですけど、

番長、大丈夫だったのかな?

お味はもちろん、めちゃ旨ですわ。


こうして50分の旅は、あっという間に終わってしまいました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02148

とにかくなもみの登場で車内は盛り上がり、

車窓はほとんど見ていなかったような (;^ω^A



沿線風景も見どころが多い三陸鉄道ですが、

それ以上に、様々なタイプがある車両も興味が尽きません。


冬シーズン限定のこたつ列車。

絶対に誰でも楽しめちゃいますので、

機会があれば、ぜひぜひ乗車してみてくださいね。