皆さま、おばんです!
前回のブログでは、三陸鉄道のレトロ列車
「さんりくしおさい号」に乗車したことを書きましたが、
今回はその後に乗車したこたつ列車
「さんりくしおかぜ号」に乗車した時のことを書いちゃいますぜ。
前回書きました記事はこちらです。
こたつ列車とは、
3月31日までの土日祝日に運行される特別列車です。
畳敷きの「さんりくしおかぜ号」に、
4人掛けのこたつ調のテーブルが置かれており、
(こたつのような暖炉は入っておりませんの)
まるでこたつに入ってる感覚で、列車が楽しめちゃうんですよ。
北リアス線の久慈駅‐田野畑駅間を1日1往復運行。
こたつ列車の乗車には300円の指定券が必要ですが、
一般車による自由席車も連結されておりますので、
こたつ列車に片道だけの乗車…なんてのも、
全然オッケーなのでした。
ちなみに自由席車、36形気動車中でも、
しかもこのシート、485系電車の発生品だというんですから、
こちらも乗らない訳にはいきませんよね。
そんなことで今回は、
ぎっしり並ぶこたつが壮観です!
ちなみにこたつ列車にはアテンダントさんも乗車します。
車内販売ではビールやジュース、おつまみのほか、
さんてつグッズまで買えちゃうんですからすごい!
テーブルには南部せんべいも置かれていて、
こちらも自由に食べていいんですって。
ストーブまであって、気分は盛り上がります。
列車が動き出すと、
車内ではアテンダントさんによる沿線のガイドが始まりました。
この日、2往復も楽しんだ北リアス線での沿線風景でしたけど、
改めてガイドを聞きながら車窓を見ると、
津波被害のこととか、気づかされたことがたくさんありましたよ。
秋田のなまはげか?
と思ったのですが、こちらの方は岩手県南部に伝わる
なもみのお二人なんですって。
ちなみになもみ伝説のルーツは、秋田のなまはげと一緒みたいです。
写真を撮らせてください…って言ったら、
「オラ、恥ずかしいからお面取るわ」
ですって。
普通は逆のような気がしますが。
本当におじいちゃん、お茶目なんだから。
なもみが持つデカい包丁で背中を切りつけられた後に、
一緒に写っているのは、
旅で同行した絵描き番長がご馳走してくれた「海鮮あわび弁当」。
事前に予約しておくと、車内で出来立てを戴くことができるんです。
値段を見たら1個1,500円もしてたんですけど、
番長、大丈夫だったのかな?
お味はもちろん、めちゃ旨ですわ。
とにかくなもみの登場で車内は盛り上がり、
車窓はほとんど見ていなかったような (;^ω^A
沿線風景も見どころが多い三陸鉄道ですが、
それ以上に、様々なタイプがある車両も興味が尽きません。
冬シーズン限定のこたつ列車。
絶対に誰でも楽しめちゃいますので、
機会があれば、ぜひぜひ乗車してみてくださいね。