皆さま、こんにちは!


前回のブログでも書きましたが、

一昨日・昨日と連休を使って三陸鉄道を楽しんできました。


本当に申し訳ない話なのですが、

自分、第3セクター化される以前の

国鉄盛線・宮古線は乗ったことがあるんですけど、

三陸鉄道になってからは1度も利用したことが無く… (;^ω^A


ブログ仲間が、さんてつを乗りに来るという話がありましたので、

この機会に便乗させてもらったんですよ。



この日、仙台を深夜に出発して久慈駅に朝8時に到着。

軽く沿線の様子を楽しんだ後は、

乗車のために、ホームで待つ列車に向かいました。


今回は、土日祝祭日限定で一般車両と差し替えられる、

こちらの特別車両に乗ったんですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02092

レトロ列車「さんりくしおさい」号です!


自分、さんてつの車両のこと、本当に知らなすぎなんですけど、

こちら、平成17年に新製された車両なんですって。

絵描き番長に自分、

「博覧会で走っていた車両だよね」

とか言っちゃったけど、それは先代の車両のことで、

こちらは既に廃車(ミヤンマーに輸出)されたとか。


なるほど、車体とか台車とか新しいと思いましたよ。


とは言ってもですね、そこはレトロ車両。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02100

ブタ鼻ヘッドライトやカンテラ形尾灯とか、

その気にさせてくれるアイテム満載なんです。


もちろんレトロ仕様は外観だけではありませんぜ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02101

フッカフカなクロスシートに大きなテーブル付!


弁当を広げて食べるのも良し、

仲間と一緒にトランプを楽しむのも良し。

麻雀や携帯電話での通話は周りに迷惑ですけど、

それ以外のことは何でもできちゃいそうなくらい、

大きなテーブルでしたの。


そしてオイルランプを想像させるような室内灯。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02102


この室内灯がいい仕事をしてくれておりまして、

トンネル(さんてつ線はトンネルが数多くあります)に入ると、

それはそれは柔らかな灯を楽しませてくれるんです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02104


そして決めはこれ、

今が旬の坊主、もといBOSEのスピーカーです!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02103

自分、このマークを見ただけで胸躍っちゃう、昭和世代の人間ですから。



何度も言いますけど、

こんな気合が入りまくりのレトロ列車が、

土日祝祭日に限り、追加料金なしで乗れちゃうんです。

三陸鉄道さん、本当に太っ腹ですね。

部活帰りに定期券で乗車する高校生とか地元のおばちゃんが、

とても羨ましく感じましたよ。


そして三陸鉄道にお越しの際に、

絶対にこのレトロ列車「さんりくしおさい号」に乗って欲しい、

もうひとつの理由がありまして、

沿線風景、特に海側では、

広大な三陸沿岸の入瀬の様子を楽しめるのですが、

さんてつの車両は基本的に、

上段下降・下段上昇の2段サッシ窓になっておりまして、

窓ガラスの中央にサッシの桟が入るんですよ。

これが車窓を楽しむうえで、結構邪魔なんですよね。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02095


レトロ列車「さんりくしおさい号」にはこれが無いので、

パノラマビューイングを楽しむには欠かせない車両なのですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02105


現在、三陸鉄道・北リアス線は、

震災の影響で小本駅‐田野畑駅間が不通の関係から、

「さんりくしおさい号」は田野畑駅‐久慈駅間を運行中です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02106


所用時間わずか50分弱の旅ですけど、

乗車した誰もが満足できる旅であること間違いなし!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02107

終着駅・カンパネルラ田野畑からは、

小本駅行きの代行バスも運行されておりますので、

震災以前と同様に、宮古駅から北リアス線・八戸線の乗り継ぎも可能。

土日祝祭日には、久慈駅‐田野畑駅間を乗り放題の、

1日フリー乗車券(1,500円)も販売されますので、

三陸鉄道をぜひぜひ、楽しんでくださいね。


広大な沿線風景は、絶対に心の中に刻まれるはずですから。