皆さま、こんにちは!
前回のブログでも書きましたが、
一昨日・昨日と連休を使って三陸鉄道を楽しんできました。
本当に申し訳ない話なのですが、
自分、第3セクター化される以前の
国鉄盛線・宮古線は乗ったことがあるんですけど、
三陸鉄道になってからは1度も利用したことが無く… (;^ω^A
ブログ仲間が、さんてつを乗りに来るという話がありましたので、
この機会に便乗させてもらったんですよ。
この日、仙台を深夜に出発して久慈駅に朝8時に到着。
軽く沿線の様子を楽しんだ後は、
乗車のために、ホームで待つ列車に向かいました。
今回は、土日祝祭日限定で一般車両と差し替えられる、
レトロ列車「さんりくしおさい」号です!
自分、さんてつの車両のこと、本当に知らなすぎなんですけど、
こちら、平成17年に新製された車両なんですって。
絵描き番長に自分、
「博覧会で走っていた車両だよね」
とか言っちゃったけど、それは先代の車両のことで、
こちらは既に廃車(ミヤンマーに輸出)されたとか。
なるほど、車体とか台車とか新しいと思いましたよ。
ブタ鼻ヘッドライトやカンテラ形尾灯とか、
その気にさせてくれるアイテム満載なんです。
フッカフカなクロスシートに大きなテーブル付!
弁当を広げて食べるのも良し、
仲間と一緒にトランプを楽しむのも良し。
麻雀や携帯電話での通話は周りに迷惑ですけど、
それ以外のことは何でもできちゃいそうなくらい、
大きなテーブルでしたの。
この室内灯がいい仕事をしてくれておりまして、
トンネル(さんてつ線はトンネルが数多くあります)に入ると、
そして決めはこれ、
自分、このマークを見ただけで胸躍っちゃう、昭和世代の人間ですから。
何度も言いますけど、
こんな気合が入りまくりのレトロ列車が、
土日祝祭日に限り、追加料金なしで乗れちゃうんです。
三陸鉄道さん、本当に太っ腹ですね。
部活帰りに定期券で乗車する高校生とか地元のおばちゃんが、
とても羨ましく感じましたよ。
そして三陸鉄道にお越しの際に、
絶対にこのレトロ列車「さんりくしおさい号」に乗って欲しい、
もうひとつの理由がありまして、
沿線風景、特に海側では、
広大な三陸沿岸の入瀬の様子を楽しめるのですが、
さんてつの車両は基本的に、
上段下降・下段上昇の2段サッシ窓になっておりまして、
窓ガラスの中央にサッシの桟が入るんですよ。
レトロ列車「さんりくしおさい号」にはこれが無いので、
現在、三陸鉄道・北リアス線は、
震災の影響で小本駅‐田野畑駅間が不通の関係から、
所用時間わずか50分弱の旅ですけど、
終着駅・カンパネルラ田野畑からは、
小本駅行きの代行バスも運行されておりますので、
震災以前と同様に、宮古駅から北リアス線・八戸線の乗り継ぎも可能。
土日祝祭日には、久慈駅‐田野畑駅間を乗り放題の、
1日フリー乗車券(1,500円)も販売されますので、
三陸鉄道をぜひぜひ、楽しんでくださいね。
広大な沿線風景は、絶対に心の中に刻まれるはずですから。