皆さま、おはようございます!


気仙沼線の代行バス・BRTの乗車記を続けます。


(前回の記事)

気仙沼線・BRT(バス高速輸送システム)に乗ってきました!(前編)


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09180

本吉駅で3分の停車をした後は、再び国道45号線に戻ります。


大谷海岸など風光明媚な場所を通過すると、次は陸前階上駅。
いよいよBRT専用レーンの区間に入りますよ。


まずは国道45号線から岩井崎海水浴場の方に右折します。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09181


ここをちょっと進むと、左側には物々しい標識が。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09182

「路線バスを除く一方通行」

「路線バスを除く駐停車禁止」


そうなんです。

ここから先が、今回初お目見えしたBRT専用レーンなんですよ。

ここを進入すると、何やら見覚えのある施設を発見!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09183

駅のホーム!?

実はここ、かつての陸前階上駅なのですが、

駅舎やホーム・跨線橋はそのままに、

新たにBRT用のホームが新設されたので、

一見すると、鉄道駅そのままの姿なのですよ。



歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09184


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09185


BRT化に当たっては、鉄道用施設の撤去と、

駅舎の全面リニューアルが施されているようです。

そして目新しいのが、こちらの装置でした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09186

運行情報端末です。

これによって、現在バスが、

どの位置を走っているかがわかります。

また、遅延運行されている場合には、

遅延時間も表示されるようでした。

ちなみにBRT、結構時刻は正確に運行されてます。

バスと言っても舐めてはいけませんね。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09187

再びバスに乗車します。


専用レーンは車両1両分の幅しかありませんので、

途中には数か所、待避所が設けられておりましたよ。

ダイヤ上ではこの区間で行き違いするように、

設定されてるようです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09188

陸前階上駅を発車すると、

わずか3分で次の停車駅・最知駅に到着です。

さすがに専用レーン、到着まではあっと言う間でした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0918c


ここからは再び、国道45号線に戻ります。

さすがにこの辺りに来ますと、気仙沼市内が近いせいか、

道路の進む具合もちょっと怪しめな感じでした。

今回は休日の昼間でしたから、良かったかもしれませんけど、

平日の朝は結構混んでるんじゃないでしょうかね?
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0918a


そしていよいよ気仙沼駅に到着です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0918b

時刻はほぼ定刻通り、思った以上に正確でびっくりしました。


鉄道線時代の気仙沼線の柳津駅‐気仙沼駅間は、

快速列車も含めて10往復の列車が運行されておりました。

そして今回のBRT化では、一気に15本まで増やされたんです。

区間運行のバスまで含めると、本数はほぼ倍増でした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c09189

それじゃ、ものすごく便利になったかというと、

さすがに所要時間まで倍の時間がかかっているせいか、

乗降客数は減っているように感じたんです。

陸前階上駅から乗車したバスなんか、

自分一人だけの、客ワンマンカーでしたから。


路線の整備をはじめ、

今後やらなきゃいけない課題も多いんでしょうけど、

やはり気仙沼線は鉄道線での復旧を目指して欲しいですね。


以上、バス酔いに弱いのにも関わらず、

路線バスに初めて2時間も乗車した、

40代おっさんの感想でした。