皆さま、おはようございます!
昨日あったミラクルな出来事のことを聞いてください。
昨日はは埼玉方面に納車の仕事がありまして、
日付が変わった午前2時頃に仙台を出発したんですよ。
クルマはスバル・サンバーを改造したこちらです。
もともとあったエア・インテーク(空気取り入れ口)を潰して、
ワーゲンバスルックのパネルを取り付けた上に、
数か月前にオーバーヒートを起した経緯のあるクルマだったので、
納車前に熱対策を施しての納車だったんですね。
ところが何度か水温が上がる症状が出た上に、
終いにはついにオーバーヒートを起してしまい、
栃木県内で足止めを喰らってしまったんです。
補水やら水回りのチェックやらを繰り返したんですけど、
症状の改善には繋がりませんでした。
時間を無駄に経過させてしまい、
やはりJAFにレッカー依頼をするしかないか…と思われたその時、
自分の後ろに、1台の車が停まっていたんですよ。
「すみませ~ん、写真を撮らせてもらっていいですか?」
振り向くと似たような車が停まっておりまして、
中から主婦と思われる女性の方が降りられてきたんです。
このお方、ワーゲンバス仕様車が大好きで、
自らも所有されている方だったんです。
「写真、いいですよ。」
そいう告げると、楽しそうに写真を撮ってらっしゃいました。
一旦はこのクルマに気づいたものの通り過ぎてしまい、
再びこの場所に、わざわざ戻ってこられたんですって。
軽い会話を交わした後、そのお方が、
「そういえばいつここから発たれるんですか?」
と聞かれたので、オーバーヒートで動けない話をしてみたら、
このお方の旦那さま、地元のクルマ屋さんなんだとか。
電話で旦那さんとお話を繋いだら、
なんと修理まで請け負って戴けることになったんです。
もう、感謝としか言いようがありません。
その後は自分が仙台に戻るために、
わざわざ新白河駅まで送って頂けました。
ありがたや、ありがたや~
新白河駅からは青春18きっぷで仙台に帰ってきたんですが、
電車に乗り込むと、今度は何と、
ブログ仲間のたんたろさん が乗ってらっしゃるじゃないですか。
たんたろさん、帰省帰りのために、
この電車に乗ってたみたいですね。
たんたろさんと、お隣にいた同僚と思われるおじ様に、
今日のこの出来事を話したんですよ。
本当にびっくりしていましたね。
「その話、本当にウソみたいなビックリ話ですね。」
同僚さんが言います。
その後、たんたろさん、同僚さんと話が弾みまして、
郡山駅まで楽しい時間が続いたんですよ。
「そんなレアなクルマだから、
奇跡的な出会いがあったんでしょうね。」
「このあと、大きな商談が待ってるかもしれませんよ。」
同僚さんも話し好きなようで止まりません。
更に、沿線風景を見て喜ぶ我々を見て、
「ひょっとして貴方たち、鉄ちゃんなんですか?」
「私、小さい時からここの景色を見てますけど、
そんなに興奮した思い出はありませんよ。」と。
列車が郡山駅に到着すると同僚さん、
「今日は飲み会なので、ここで退散します。お疲れさまでした~」
と言って、姿を消してしまいました。
たんたろさんに、
「同じ部署の上司さんなんですか?」と聞くと、たんたろさん、
「あれ、知らないおっさん。」
それ、最初に言ってくれなきゃ。
〆はたんたろさんと一緒に居酒屋でワイワイして帰ってきましたとさ。
嘘みたいな話ですけど、
こんなこと、実際にあるんですね~ (´∀`)