(as of 6/9 5:20 JPT 16:20 ET)脅威的な波に乗っているWall Street。
「ご搭乗の方は シートベルトの着用をお願いします」 そんなアナウンスが聞こえてきそうな今週のマーケットです。 先週末の市場は、原油が1barrel/139を記録し、米国の失業率悪化のレポート発表、株式市場は3%急落。そして、今週金曜日に発表される予定のインフレーション・レポートが鍵となります。 

"The "S" Word"
「"Stagflation(スタグフレーション)” 最後にこの言葉を聞いたのが、1970年 この時期のマーケットは悲惨なものだった」と、Broadpoint Capital, Incのマネージング・ディレクター、Victor Puglieseは述べています。

1970年代は 嘗て経験したことのないものだった。原油については **第四次中東戦争(Yom kippur War)と、1973年10月のアラブ石油輸出国機構の原油生産削減と、非友好国への禁輸を決定。1979年11月初めには、イランでの米国人質による市場危機が始まるという10年だった。

1973年の初めは、Dowの心理的重要ポイントである 1,000を割り込んだ。年の終わり頃には 僅か850.86になり、再び1,000を超えたのが、1976年。この年の終盤に調整され 1,004.65で1976年は幕を閉じた。(CNBC.com)

**第一次石油危機: イスラエルとアラブ諸国間の緊張が高まり、第四次中東戦争が勃発した。日本にも影響し、OAPECからの原油輸入量は激減、原油価格は 10月から翌1974年3月までの間に3倍にもなりました。これに加えて、折からのインフレもあって、物質不足 に対する不安から消費者がパニックになり、洗剤、紙製品等の買占めに走るという事態を招きました。 これにより、日本政府は 1973年11月 緊急石油対策推進本部を設置、12月にはOAPECが日本を友好国と認定、原油供給削減処置はなくなりました。(JOGMECの活動 備蓄年表より)