本展がちょっと変わっているのは、竹内氏がアートだけでなく家具もコレクションしているということで、家具とアートがコラボレーションした展示になっていることです。こんな感じです。
あたかも竹内の私邸というか私室に招かれたかのようです。竹内さんの自宅もこんな風にディスプレイされているのでしょうか。
もうひとつ特徴的なのは、大作ではなく小品も充実していることです。確かに私邸に飾るのであれば必ずしも大作である必要はありません。まあ大邸宅なら話は別ですが。庶民の生活には、本展示のようなサイズの作品がしっくり来ます。そういう意味でも親近感がわくコレクションでした。
またピエール・ジャンヌレがインドの都市計画のためにデザインした椅子を20脚使用したインスタレーション空間も用意されています。なかなかの迫力です。
と言いつつ、加藤泉さんのコーナーは妖しい雰囲気を放ってました。
WHAT MUSEUM
「心のレンズ」展は来年2月25日まで開催中です。
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