現在公開中の岡田准一さん主演の映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」を観てきました。 

 伝説の殺し屋“ファブル”は大阪で潜伏休業中。そこで、昔の殺しで巻き添えになった少女に出会う。彼女はそのために足が不自由な身体になっていた・・・。 

 さて主演の岡田准一さんのアクションにまったく文句はありません。岡田さんはほとんどスタントなしで演じているそうです。

 冷静に考えるとアクションする時は目抜きマスクをかぶっているわけですから、本人が演らなくてもよさそうですが。なんでも岡田さんの動きが独特すぎて、スタントが真似できないそうです。なるほどー。 

 いろいろと規制が多い日本で、これだけのアクションを撮影したスタッフにも敬意を表します。 

 私の目当ては平手友梨奈さんです。今作では足が不自由な役。ほとんど上半身だけの演技になります。

 にも拘わらず平手さんから目が離せないのは、彼女の眼力です。魔眼というのでしょうか、こちら側を見つめるだけで強力な輝きがあります。 

 敵役の堤真一や安藤政信さんもいい味です。木村文乃さんはじめ、佐藤二郎さんや山本美月さんにも見せ場の目配りがある映画です。
210622