HAIR SALON arttic PRESENTS
ヨウソロ arttic column
July1,2021 vol.42「任されごと」
我が家の4歳のチビは「あれを持ってきて」と頼みごとをすると我こそはと喜んで行動をしてくれます。
小さい頃は自分の身の回りのことは親や周りの大人が色々としてくれるものですから、4歳のチビからすると頼られることはとても新鮮な感覚であり、初めて経験する達成感なんだと思います。
私達も成長を願っていますので、できないことは4歳のチビには頼まないですし、できることを挑戦させて、できたことをお大げさに褒める。
そのことを子育ての中で意識して実践をしております。
社会の中でも上司は部下に対して同じことが言えますが、ついつい大人に対してはできて当たり前と褒めることを忘れてしまいがちです。
私達は大人になる過程の中で様々なことを頼られ、任されることが多くなります。
「頼まれごと」が増えると負担が増えたとネガティブに感じることもあるのではないでしょうか。
私自身も20代前半の頃はその様な未熟な考え方だったと思います。
しかし『頼まれごとは任されごと』であり『任されごとは試されごと』です。
信頼が無ければ頼まれることもないですし、任されることもありません。
任されるということは挑戦するチャンスを与えられたことになります。
4歳のチビが頼まれたことを喜んでする背景には親からの課題に挑戦して期待に応えようとする思いがあります。
そこには必ず「やってくれるはず」という頼んだ側の期待と「やってやる」という頼まれた側との信頼関係があります。
社会の中では上司から沢山のことを頼まれ、任されて人は成長をしていきます。
任されごとは、信頼をされているからこその試されごとなんだという気持ちを忘れずに、即行動でより成長してほしいとartticのスタッフには思っております。
ありがとうございました。