先日、宮崎駿監督最後のジブリ映画、
『風立ちぬ』を観ました。
宮崎駿監督映画の大ファンなのですが、
ナウシカや
ラピュタ、
もののけ姫、
千と千尋の神隠し
ハウルの動く城
などなど…で感じた、
物や金に価値を置く人間社会への警告、
自然への敬意
命の尊厳、
自由を奪う権力への怒り…
それらの解決されにくい問題の集大成はどんな風になっているのかと気を引き締めて観なければ!と思いました。
が、
宮崎監督の最後のメッセージは、
「ゆるし」でした。
最後のなおこさんの言葉、
これが宮崎監督のゆるしの言葉に聞こえました。
人の命を奪う零戦を造った人にも、
綺麗で大きな夢がありました。
どこかの宣伝で、
純粋な男女の恋愛を描きたかったというような記事を見た記憶はありますが…
生まれてきたからには生きること
善悪を超えたところに
生きることの本当の価値があるということ
映画の中に時々吹く風も
気持ちよさそうでした