自分たちの絵が、
大阪・関西万博 滋賀ブースへ‼︎
いよいよ4月13日(日)から10月13日(月・祝)までの184日間の予定で、『EXPO2025 大阪・関西万博』が開催される。会場は、大阪ベイエリアに位置する人工島、夢州(ゆめしま)。今万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するために、世界中から取り組みを持ち寄り、SDGsの達成とその先の未来を描き出す国家プロジェクトだ。
期間中は「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」というコンセプトに基づき、カーボンニュートラルやデジタル技術、次世代モビリティなど、最先端の技術や社会システムを会場や運営、展示などを活用する未来社会ショーケース事業を展開。さらにARやVRなどを活用して、会場を訪れることのできない人でも会場外から大阪・関西万博を体験することのできるバーチャル万博を実施する予定だ。 滋賀県でも子どもたちに万博に興味を持ってもらい、自分自身や滋賀県の未来について考える機会を提供する、参加型Webサイト『しがっこWeb万博』を公開中。県は子どもたちを万博に招待しているが、実際に訪問できない子どもたちも含むすべての子どもたちに、「家からでも万博に関わりをもてる」3つのコンテンツを用意している。 メインコンテンツともいえるのが『みんなで描こう!動くアートギャラリー』。
テーマは、子どもたちの描いたお魚が泳ぎ出す『およぐ!夢のおさかな水そう』展と、子どもたちが想像した未来の絵をバーチャル空間に展示する『ミライのしが まち・ひと・くらし』展の2つあり、いずれも自分の描いた絵がWeb上で動き出すという企画。専用のアプリのダウンロードなどは不要で、普段使っているブラウザから簡単に投稿できるようになっている。去る11月2日に、びわ湖ホールで開催された万博プレイベント『滋賀ミライEXPO』でもアートギャラリーブースが設けられ、その場にいた子どもたちも参加。1日に300点以上のイラストが投稿され、1月20日現在で1200点以上のイラストが投稿されている。参加作品の一部は実際に、万博会場内の滋賀県ブースのプレショーや県の主催する会場内のイベントで活用される。
滋賀県総合企画部万博推進室の白石結女さんによると、「投稿回数を制限していないので、参加者の中には複数回投稿されている方もいらっしゃいます。自分の描いた絵がバーチャル空間で動き出すワクワク感を楽しんでいただけていると感じています。この企画に参加してもらうことで、大阪・関西万博に興味を持ってもらうとともに、子どもたちが自分自身や滋賀県の未来について考えるきっかけになってほしいです」と期待を寄せる。
また、万博の歴史や大阪・関西万博を子どもたちにわかりやすく紹介する『調べてみよう! 万博ってな〜に』(2月頃公開予定)や、期間中の滋賀県ブースが実際にはどんな様子なのか動画で観られる『のぞいてみよう! 万博会場 滋賀県ブース』も公開予定。「ぜひ、多くの方に『しがっこWeb万博』を楽しんでいただき、大阪・関西万博へ行ってみたい!と思っていただければと思います」(白石さん)。万博会場の滋賀県ブースを演出している自分の絵をWeb上で、そして会場で、ぜひチェックを!


