やっと涼しくなって来ましたね。
でもなぜか雨がよく降ります。それも小雨じゃなくて集中豪雨のような激しい雨。
どんより曇ったグレイな空より、秋晴れのきれいな空を望みたいです。
空に花 をテーマに作品を制作するガラス作家の大谷佳子さんの作品展を開催中です。
大谷さんの作品は、石膏型の中にガラスを敷き詰め、焼成してガラスを溶かして出来上がるパート・ド・ベール技法(ガラス鋳造技法)。
ちょっと重厚感のある作品です。
その特徴は、石膏型に模様を彫ることでユニークな表情が生まれ、光を通すガラスの特性と相まって、美しく優雅な作品になっています。
柄のモチーフは芍薬。
ご実家が経営している芍薬畑で、大谷さんはたくさんの芍薬を見て育ちました。
生き生きした芍薬の花が作品に大きく描かれています。
使いやすいグラスも。
模様が外側に彫ってあるので、滑りにくく安心。
今までは無色透明なガラスを使うことが多かったのですが、最近は少し色を入れて、グラデーションの作品作りも楽しんでいるようです。
全体にうっすらブルー
色んな色をあしらってみました。
不透明なガラスの作品も。
こういう形は焼き上がったあとに、中の石膏を掘り出さなくてはならないから大変なんだって。透明のふたに模様入り。
色付きの本体と透明ガラスの蓋
蓋をかぶせると、本体のブルーが透けて違った見え方に!
板ガラスのオーダーも!
おうちのあかり窓にいかがですか?
今年の3月、大谷さんは長年住んだ海の近くから、ご実家が経営する芍薬畑の中にお引越しをしました。
少し環境が変わった大谷さんのこれからの活躍にも期待しています。
大谷佳子さんのガラス展は、
10月4日金曜日から13日日曜日の金土日曜日11〜17時の開催です。
大谷さんは毎日在廊しています。
ご来店をお待ちしています!